節電・厳冬で急増!一酸化中毒6万人―煮物作ってたら風邪の症状出て意識不明

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   節電のこの冬、石油ストーブを使う家庭が増えたいう。そのためか、一酸化炭素中毒の事故が続発している。「およそ全国で6万人。換気の電気代を節約すると、ヘタをしたら死にいたります」と初登場の黒田真哉アナが警告する。

   「中毒の症状は風邪や頭痛、お酒に酔った様な状態で、気が付かないケースが多いんです」という。

   井ノ原快彦キャスター「お酒に酔ったような状態!? それじゃあ、有働由美子さんは毎日じゃない」

   有働由美子キャスター「うひゃあ、ほんと!」

台所のガスコンロ、卓上コンロだって要注意

   一酸化炭素中毒ではどんな症状が出るのか。時間経過付の再現ドラマではこうなる。2月の晩、主婦のA子さんは夕食の煮込みを作っていた。寒い冬なので石油ストーブをつけ、窓は閉め換気扇は付けていない。3時間後、頭痛や風邪に似た症状に襲われ、さらにその1時間後には激しい眠気で目が開かずそのまま意識不明に、帰宅した夫に発見された。一酸化炭素中毒というと、練炭や炭を考えるが、石油ストーブ、ガスストーブはもちろん、台所のコンロ、卓上コンロなどでも、酸素が十分に供給されない状態で火を使えば起きる。

   密閉した部屋で一酸化炭素がどれだけ増えるか。日本ガス機器検査協会で実験した。4畳半でガスコンロに火を点けると、通常ゼロの一酸化炭素が5分後には11PPMに上がり、20分後には200PPM、40分後には805PPMまでに跳ね上がった。検査協会の福田秀貴氏が説明する。

「1時間位で頭痛が起こり、それから40~50分後には痙攣や失神で意識不明に、発見されなければ死に至ります」

   体内に一酸化炭素が取り込まれると、血液の中のヘモグロビンと酸素が結びつけなくなって死亡するのだ。

1~2か月後に症状が出る後遺症

   一酸化炭素中毒は遅れて出てくる後遺症もある。杏林大学高度救命救急センターの山口芳裕教授によると、「早くて数日後、遅ければ1か月から2か月後に出る場合があります。症状は手の震えや失禁などさまざまです」

   しかし、その頃になると一酸化中毒とは考えず、手遅れになるケースも出てくる。「現在では高圧酸素療法などで治療が可能です」(山口芳裕教授=前出)

   一酸化炭素中毒は冬場だけでなく、夏の冷房でも起きるという。山口教授は「多少寒くても、まず換気。窓を開けて15分位、外気を取り込むべきでしょうね」とアドバイスする。

(磯G)

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