松潤「探偵社ドラマ」アクション封印じゃつまらん…視聴率も右肩下がり

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   <ラッキーセブン(フジテレビ系2月27日よる9時)>松本潤主演ドラマの第7話。今回はアクションを封印して、人情話で押し切ったため、ゆるゆるのできとなり、大いに不満の残る展開だった。

   北品川ラッキー探偵社に老女のトメ(水野久美)から依頼が入った。「自分の元に現れる幽霊が、死んだ恋人かどうか確認してほしい」というものだったが、実体のないものは受けられないと依頼を引き受けることはなく、駿太郎(松本潤)は心を痛める。

   所長の藤崎(松嶋菜々子)から「恋人の幽霊を信じるトメに幽霊はいないと告げるのは酷だろう」と説明され、いったんは納得した駿太郎だったが、その夜、母親(岡江久美子)から「亡くなった夫を思い出すことがあり、思い出しても戻って来るはずないのに思い出してしまう」と打ち明けられ、母にトメの姿を重ねる。

   結局、人一倍人情家の先輩、淳平(大泉洋)が独断でトメの案件を引き受けていた。駿太郎も事務所に内緒でトメにおせっかいをやいてしまう。調べるうちに、意外な事実がわかっていくー。 

瑛太との「肉弾戦」消え見せ場乏しい

   スタート時には、映画ばりのアクションエンターテインメントで松潤の新境地開拓とぶち上げていたのに、いつの間にか凡庸なホームドラマになってしまった。アクションを封印したため、見事に松潤の見せ場がなくなってしまっっている。

   というのも、各回ごとに探偵一人ずつにスポットを当てており、今回は大泉の番。よって主役の松潤の出番は少ない。大泉と松潤が2人して情にほだされたお人よし探偵の設定とは芸がなさすぎる。かわいそうな老女のために、しゃかりきになってただ働きするちまちました話では話の広がりようがない。

   松潤のライバル、瑛太が第5話で事務所を退社、画面から消えてしまったための路線変更らしい。2人の肉弾戦はかなりの迫力で、テンポもよく大いに期待させてくれたのに残念。サイドストーリーの淳平のお見合い相手(中越典子)との恋話も、とってつけたようないい人話。とんでもないわがまま娘に大泉が翻弄されてへとへとになったり、スケコマシの設定だった松潤が本領発揮、女たちをメロメロにするセクシー探偵にするくらいの冒険が見たかった。せっかくの逸材である松潤を活かしきれていない大誤算の脚本が惜しまれる。

   視聴率は初回の16・3%から右肩下がりで、この回はついに13・6%にダウン。それでも冬ドラマのトップを走る竹内結子主演の刑事ドラマ「ストロベリーナイト」(フジ)と視聴率トップを争っている真っ最中。最後の謎解きで瑛太が消えたわけと松嶋の父親の亡くなった事件が明らかにされる模様で、最終回の見どころは、春ドラマ月9の主演、リーダー大野智が どんな形でゲスト出演しているかだ。

知央

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