「私も中島さんの占い師にマインドコントロールされていた」

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   タレントの中島知子をマインドコントロールしていたといわれる占い師とかつて同居していた女性が、「とくダネ!」の取材に答えた。そのとき中島さんの名前はすでに「標的リスト」に載っていて、「カモとして狙われていたということです」という。

「肉を食べろ」と告げ、しゃぶしゃぶやステーキ指定

   この女性はいま「千主ひかる」という名前で占い師をしている。2005年3月に霊能者を自称する件の女性と友人の紹介で会った。有名人や芸能人を見る時は50万円、100万円だが、「一般人は1万円で」と占ってもらったのが最初だった。別室でみてもらった夫が「あの人、本物だよ」といい出し、霊能者が頻繁に自宅に来るようになった。2、3時間の訪問だったのが泊まって帰るようになり、最後は帰らなくなり、5か月にわたって同居を余儀なくされた。

普通なら気づく

   霊能者は「ミッション」と称する「神のお告げ」をさまざまに告げて実行させた。「肉を食べろ」と言い、しゃぶしゃぶやステーキを指定した。「ピンクのジャージーで、魚肉ソーセージ2本で太ももをたたきながら家の周囲を歩く」などというミッションもあった。

   夜中にマッサージをさせられたり、霊能者が風呂に入っている間は浴室の前に座らされたりした。霊能者は母親と叔母と3人で6畳一間に住んでいるといい、よく洋服や下着などを持っていった。そのうち、夫のカードでネットの買い物をしたりするまでになった。この間に周囲からの情報隔絶が始まり、テレビは指定された番組しか見られない。携帯電話も監理され、メールの文面まで霊能者がつくった。夫との間も悪い話を聞かされ続けておかしくなったという。

   しかし、「嫌悪感はなく、偉い先生が来てくれて光栄だという感じだった」という。いま思うと「思考停止させるミッションが多かった」 という。

手帳に「中島知子」の名前

   やがてこの女性は自宅で鑑定を始め、来る人のなかに中島知子がいた。多い時は週4回、夜中に来て朝方までいることもあった。霊能者の手帳の中に、この女性と中島、3人の一般人の名前があった。

   女性はのちに一般人の3人に自らの体験を伝えたが、中島は有名人でもあり、伝えられなかった。「なぜ伝えなかったのか」と悔やむ。

   目が覚めるきっかけは、夫と3人で行った温泉でのこと。酒に酔った霊能者が下品な言葉を口走り始めた。その頃たまたま会った友人との話から、霊能者の辻褄が合わないことを指摘されたりして目が覚めた。マインドコントロールから立ち直るのに2、3年かかったという。

   取材した平野早苗レポーターによると、中島がしばしば来たのは06年6月頃で、霊能者はその後、中島と同居を始めたことになる。 証言はかなりの部分、中島が置かれている状態とダブって見える。いわば、霊能者の手口が見える。彼女は「霊能者は家族ぐるみで人の財産を食いつぶす。早く目を覚ましてほしいし、2度と被害者が出ないよう願っている」と話す。

   司会の小倉智昭「普通なら気づくのか気づかないというのがマインドコントロールなのかな」

   深澤真紀(コラムニスト)「占いにまってしまった人は、真面目な人、もともとは否定的だった人が多い。やはりだまされる方が悪い。カウンセラーのいうポイントはひとつしかない。相談に来る人を卒業させるのが占いの本来なので、手元に置こうとする時点で間違いですと」

   なるほど、これはわかりやすい。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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