サッカー男子「五輪メダル確率0%」セルジオ越後の厳しい見立て

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   サッカー男子のロンドン五輪アジア最終予選がきのう14日(2012年3月)、東京・国立競技場で行われ、日本代表は2-0でバーレーンを下して5大会連続9回目の五輪出場を決めた。スタジオではきのうの試合を解説したセルジオ越後が出演、五輪へ向けての課題などを聞いた。

北京1次リーグ敗退後も有効な強化策とられていない

   アナウンサーの森圭介がサッカー通の司会の加藤浩次に感想を聞く。

なぜですか?

   加藤「いやあ、もうオリンピックを決めたのだから十分ですよ。サイコーです」

   森「セルジオさん、改めてきのうの試合は何点でしょうか」

   セルジオ「当然100点満点」。ただし、「予選の試合としての100点」と付け加えた。試合内容については「前半はよくなかった。1点目の取り方も遅かった。2点目を入れてバーレーンはやる気をなくした」と分析した。

   森「(ロンドン五輪での)メダルの確率は?」

   セルジオはなんと「0%」と厳しい。「えーっ」とスタジオから驚きの声があがり、加藤が「それはどういう意味ですか」と聞く。セルジオは2008年の北京五輪での1次リーグ敗退後も有効な強化策がとられてこなかったと指摘する。世界レベルのチームと戦って課題を見つけ、弱点を分析しなければならないが、そうした対策がとられていない。

   しかし、それにはチーム編成の難しさがある。Jリーグは各チームから3人までしか出せないし、香川真司や宮市亮ら海外組との合流も日程調整がうまくいかない。セルジオが声を大にして指摘するのは、「サッカー界がひとつになること」だという。「Jリーグが大事か、オリンピックが大事か。オリンピックで頑張れば底辺が広がり、Jリーグの強化にも結びつく」と言う。Jリーグ優先からの転換が必要という主張のようだ。

   今後の課題は、海外組や3人まで認められている「オーバーエージ」(24歳以上)をどう使うかだ。日本は過去8回出場しているが、メダルを獲得したのは1968年のメキシコでの銅メダルのみ。2004年のアテネ、08年の北京といずれも1次リーグ敗退に終わっている。メダルを獲得すれば44年ぶりとなる。

文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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