男の原点は「中2病」?中高一貫校の公開放送で痛感

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   ここのところの芸能界は結婚ラッシュだ。それも若い世代の結婚が相次いでいる。20代後半になったばかりといった年齢で左手の薬指に輝く指輪を見せている。とはいえ、身の回りでは結婚している友人は数少ない。してもすぐに離婚というケースも多い。だからこの歳になると、子供と接する機会が極端に少なくなった。小学生ぐらいの子供と話したことなんて、プライベートではほとんどない。芸能界結婚ラッシュの彼ら彼女らの歳で結婚していたら、小学生ぐらいの母親にはなっていそうな年齢ではあるけれど。

大人になってもやってることはあの男の子たちと同じなんだ

   子供と接していない時間が長いと、いざ会ったときなんて話しかけたらいいんだろう、どんな話題がいいんだろうと緊張してしまう。子どものころ、変に子供扱いしてくる大人やよそよそしい態度で接してくる大人は嫌いだったけれど、まさにいまの自分がそんな大人になっている。

   だからだろうな、以前、仕事で小学校を訪れた時、子供たちとの距離を埋めるのに時間がかかってしまった。知らないおばちゃんが学校にノコノコやって来て、根掘り葉掘りいろいろな事を聞かれて子供だって迷惑だろう。番組が求めている答えに近いものを子供たちから引き出すために、いろいろと誘導尋問的に「はい」「いいえ」では答えられないような質問をされる。同じことを何度も要求されたら、子供だって面倒で仕方がないだろう。

   では、中学生だったらどうか。ある番組の公開放送が中高一貫の男子校で行われることになり同行した。大人の階段を昇り始めている彼らは小学生とはワケが違う。先端をいく子は大学生よりも大人びているかもしれない。男子校に足を踏み入れるのは人生初の体験。可愛い男の子が三十女の私に恋されてしまったらどうしよう!とか、やっぱりBL的な世界はあったりするのかしら~なんて到着するまでは、よからぬ妄想で頭がパンパンになっていた。

似てないものまねに大はしゃぎにかわいさ

   「こんにちは~」とちょっとだけ興奮している自分を隠して愛想笑いをして到着。校内に入り、思わず深呼吸してみたのは、年代の男子特有の汗臭い匂いが学校中に漂っているか確認したかったから。でも残念、今年できたばかりという新校舎は、生徒たちの存在を消すほどの新築の香りを放っていた。

   いざ男子中学生に対面。番組に参加してくれたのは中学3年生。15歳の彼らにとって、公開放送といわれても面倒なだけだろう。反抗したい年頃は、退屈だからと途中で抜け出したりするだろうと思っていた。

   ところがだ。そこはまさしく「中2病」の天国。女子生徒がいないので、カッコつけることもない男子校の生徒は、中3でもまだまだ子供。自分の記憶では、小学校高学年の時に、マンガのキャラクターのマネをしていたり、鼻に手を突っ込んだりして女子にバカにされる男子がいたが、それがクラス全員状態。幼い表情を残す14~15歳の男の子たちは、似ていないモノマネをするクラスメイトをはやし立て、ギャーギャー騒いでいる。

   彼らの姿は今の大人たちの「中2病」の原点。いい年して同じようにおふざけの男はいっぱいいる。「少年の心を持つ男」ではなく、男は本当にいくつになっても変わらないバカバカしさを持つことを改めて実感。このまま大人になっていく彼らを見て、ほほえましい気分になったのはおばさんの証拠だろうか。

モジョっこ

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