ヤラセ臭フンプン「のど自慢チャンピオン大会」白けるシナリオ通り

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「NHKのど自慢チャンピオン大会2012」(NHK)2012年3月17日19時30分~

   以前は生放送だったと記憶するが、今回は録画(何故ならガイド誌にこのステージが出ていたから)なので緊張感が希薄だ。例によって数多いるチャンピオンの中から選ばれた15組の中に、制服組が2人もいたことで選考が作為的だったと感じる。歌の上手い制服組(消防士と自衛隊広報官)が15人の中に入る確率は僅少だろう。しかも自衛隊が優秀賞をゲット、まことにわかり易い(?)展開だ。
   それだけでなく、今回も外国人が2人も入っている。台湾のオジサンとアルゼンチンから来た沖縄出身一族の少女。「どっちかは間違いなく選ばれるぞ」と突っ込みつつ見ていたら、案の定、ベロニカ南米嬢が優秀賞を取った。これだからヤラセ臭フンプンで白けるのである。制服組では自衛隊より消防士の方がレベルの高い曲を上手く歌い、且つイケメンでルックスもいい男性だったのに結果は反対。
   大体、審査員がイノッチ(井ノ原快彦)や秋元康などで、歯の浮くような褒め言葉ばかり。こうした番組こそプロ中のプロの音楽家が審査員として加わり、歌唱力の判定を辛口でやった方が面白いのに、NHKの芸能担当はいったい何を考えてるのかね。受信料未払い撲滅用の番組だから、視聴者に媚びる必要ありなのか。救いだったのはGチャンピオンになった大阪の少年が、祖父、父と3代のド演歌愛好家の孫で、「はぐれ舟」をまことに見事に歌ったこと。この人の大賞は誰も異論はないほど達者だった。ただし、歯並びを治せ。

(黄蘭)

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