小泉進次郞「議員宿舎密会美女」週刊ポストにたれ込み誰だ?

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「僕はたった一人だ 僕は僕と戦うんだ 僕を知らない 僕がいる」

   これは若者のカリスマといわれた歌手・尾崎豊が死ぬ4か月前にノートに書いた『太陽の詩』の歌詞の一節である。

   尾崎が26歳という若さで急逝したのは1992年4月25日。没後20年になる今年(2012年)、50冊を超える彼のノートやメモ類を、音楽プロデューサー・須藤晃が活字に起こした本『NOTES 僕を知らない僕 1981-1992』が新潮社から出版される。そのパブとして、今週の「週刊新潮」が取り上げている。

これが尾崎豊人気か…凄さ実感した20年近く前のある企画

   新潮に尾崎豊? 違和感を感じるが、尾崎も生きていれば46歳になるのだから、ファンも新潮読者の下限ぐらいには入るのだろう。私にも尾崎の思い出がある。といっても彼の歌や生き方に共鳴していたわけではない。尾崎の葬儀は私がいた講談社のすぐ近くにある護国寺で行われ、参列者は4万人近くに上ったそうだが、私はその人の波を見ていない。

   彼が亡くなって2年過ぎた頃だった。「週刊現代」編集長だった私は、売り物になる特集がなくて頭を抱えていた。そこに若い編集部員から、尾崎豊の三回忌という特集をやらないかと持ちかけられた。現代の読者は尾崎豊に関心はないと思ったが、他に何もないため、苦肉の策で最終的には右トップへもっていった。

   発売直後、駅の売店で現代が飛ぶように売れていると販売から連絡があった。それも普段は現代など手にとることのない女子高生が買っているというのだ。その号は完売して、改めて尾崎豊の人気の凄さを実感した。

   自分とは自由とは愛とは何かを問いかけ続け、ニューヨークへ渡り、帰国後に覚せい剤取締法違反で逮捕されるが、出所後『街路樹』や『誕生』で復活を果たす。その数年後、足立区千住の民家の軒先に傷だらけで全裸で倒れていたところを発見されるが、その後死亡する。

   尾崎の早すぎる死は、20歳で自殺した大学生・高野悦子の遺著『二十歳の原点』と同じように、時代を超えて、孤独な若者たちの心をとらえて離さないのであろう。

小沢一郎「孤独な晩年」妻・息子と別居!見え隠れする元料亭女将

   今週の注目記事の一番手は「週刊文春」の「小沢一郎『完全別居』次男と暮らす和子夫人を直撃!」である。ジャーナリスト・松田賢弥と本誌取材班が小沢夫人の和子と次男がスーパーで買い物をして帰ってくるところを写真に撮り(グラビアに掲載)、インタビューを試みている。二人は小沢の住んでいる家ではなく、そこから徒歩3分ほどにある和子名義の「秘書寮」でひっそり暮らしているのだ。

   小沢には3人の息子がいる。長男は早稲田大学理工学部から海上自衛隊幹部候補生学校に入る。卒業後、海上自衛官になるが01年に辞めて、ロンドンに留学したとされるが、その後の所在はわからないという。次男も大学を出てからは、何をしているのか判然としないし、三男は小沢が「派遣社員だ」と語っているようだが、周辺に聞いてもよくわからないという。かつて和子は小沢の代理として地元へ入り、後援会をまとめていたが、ここ10年ぐらいぷっつり姿を見せていないために、後援会も分裂しそうだという。

   小沢には結婚しようとしたが、田中角栄の反対でできなかった元料亭「満ん願ん」の女将がいる。その彼女とはいまでも続いており、小沢の支持者らが開いている勉強会では、熱心にメモをとりながら出席者の発言に耳を傾ける姿が目撃されている。

「昨年、小沢はある席で知人にこう漏らしたという。『別れることにした』完全に夫婦関係を解消するということなのかーー」(文春)

   唸るほどのカネがあり、カネの力で多くの子分もできたが、足元の家族が崩壊しては、それに何の意味があるのだろうと文春は問うている。外で虚勢を張り続ける孤独な政治家の晩年は、想像以上に厳しいもののようである。

S子28歳「今は一切、小泉議員とは連絡をとっていません」

   「週刊ポスト」はトップに麻生太郎と安倍晋三の対談「怒り、心頭に発す」をもってきているが、これはいただけない。この二人にいわれるようでは民主党も断末魔という皮肉なのだろうか。しかしこの二人に民主党をとうやかくいう資格があるとはとても思えない。

   ポストのおもしろい記事は他にある。1本は「小泉進次郎 赤坂議員宿舎で美女と過ごした『ワケありの夜』」。1月の某日深夜、佐々木稀似の女性が赤坂議員宿舎の門をくぐり、小泉進次郎の部屋へ入って行った。その後、人目を憚るようにして宿舎を後にしたのは早朝4時だったという。この女性は地元のレジャー産業で働くS子、28歳。そこは結婚式などのイベントも開かれる場所だというから、貸しホールのようなところなのだろうか。お客からも従業員にも好かれる優秀な娘だそうだ。

   いつ頃かわからないが、小泉が来たときに彼女が自分のメールアドレスの載っている名刺を渡し、後日、小泉から丁寧なメールが届くようになった。そして1月中旬の夜になる。友人との会食が終わったS子は、小泉からのメールを待っていた。そこへ小泉から「今日、これから赤坂宿舎にこられない?」というメールが届き、「S子さんが小泉議員にいわれたままの住所をタクシー運転手につげ、議員宿舎の門をくぐったのは深夜11時だったという」

   彼女が宿舎を出たのは早朝4時。ここまでは関係者への取材を元にその夜を再現したものだとしている。しかし、このことが彼女の交際相手にわかり、大喧嘩になってしまったそうだ。

   当のS子へのインタビューでは、宿舎へ行ったことは認めているが、部屋では「仕事の話とか、お話しさせていただきました」と語り、小泉から求められたのではという記者の不躾な質問には、「ないです。ノーコメントです」と答え、最後に「今は一切、小泉議員とは連絡をとっていません」と話している。

   宿舎に女性を招くこと自体は内規に触れるわけではない。だが、1昨年の3月、中井洽国家公安委員長(当時)が交際中の女性を招き入れたとき、小泉はこう批判している。

「もしも官舎に入れた部外者の方が外国の諜報機関と繋がっていたらどうするんですか」

   この記事を読んで気になったのは、この情報をもたらしたのは誰なのかということである。小泉とのメールのやりとりや彼女が議員宿舎へ行ったことは、ポスト編集部が独自に調べたことではない。こういう場合、男につれなくされた女が編集部にたれ込むケースはよくあるが、彼女のインタビューを読む限りそうではなさそうだし、このことで彼女に何か有利になることがあるとも思われない。

   考えられるのは、彼女の交際相手が何らかの意図をもって編集部に持ち込んだのではないかという線だが、その意図とは何だったのだろうか。もう一つスッキリしないが、ともあれ1月の深夜、議員宿舎で小泉進次郎が女性と5時間近く二人きりでいたことは間違いないようである。父親の純一郎は猥談を好むかなりの女性好きだったようだ。子どもにもそのDNAが受け継がれているとすると、進次郎、思わぬスキャンダルで人気失墜ということもあるかもしれない。

巨人だけじゃない最高標準額破り!広島以外はどこも…

   「朝日新聞」が報じた巨人軍の「裏金契約」問題について、渡辺恒雄球団会長を始めとした読売新聞側の反論がすさまじい。その背景としては、渡辺と告訴合戦になっている清武英利前(読売では元)球団代表が内部資料を流したと見ているからだが、どう見ても、こうしたやり方は常軌を逸していると思うのだが。

   3月21日の読売新聞朝刊には社会面トップに、「朝日新聞報道翌日に暴露本清武元巨人代表出版 週刊3誌同じ引用」と見出しをつけ、清武がプロ野球選手の契約実態などを暴露した著書が、朝日新聞がこの問題を大々的に報道した翌日に発売されたのは「不自然ではないか」と疑念を呼んでいると書いている。しかし、疑問に思っているのは自分たちで、ほとんどの読者はさもありなんと疑念など抱いていない。

   文春が書いているように、球界で93年に申し合わされた契約金の最高標準額1億円など守っていたのは広島ぐらいで、野球界全体でそれを容認してきたのだ。巨人の6選手に総額36億円というのはすごいが、他の球団も似たり寄ったりであることは、週刊誌が以前から報道してきた。読売ナベツネが怒るべきは、うちだけじゃないのに、朝日は巨人のことだけを悪く書くのかということに対してである。

   新人に対する裏ガネだけではなく、他球団の主力選手を札束でひっぱたいて連れてくる巨人軍商法は、野球をつまらなくし、結果的には選手たちを、やりがいがあってもっと稼げるメジャーリーグへと流出させる遠因となってしまった。そうしたことへの反省がまったくない老害・ナベツネには早く退場してもらったほうがいい。

吉本興業「復興募金くすねた」?痛くない腹探られる不徳

   先の小沢夫婦のこともそうであるが、週刊誌でしか知ることができない情報がある。現代の「吉本興業さん、震災復興のカネはどこへ?」もそうである。昨年9月17~19日に「よしもとワンダーキャンプ関西」というイベントが関西各地で大々的に行われた。各会場には募金箱を設置し、芸人による募金活動を行って被災地を応援するということだった。

   最終日は神戸市役所の隣にある東遊園地という公園で行った。神戸市は公共用地での募金活動を行うことは禁止していたのだが、この時だけは特例として認めたのだ。その際、募金活動を行った証明写真の提出と募金額、寄付した先を振込伝票と共に報告することを求めた。ところがその後の報告が待てど暮らせどこないのだ。吉本側は「経理が遅れている」といういい訳ばかりで、神戸市役所のほうも業を煮やしている。

   吉本興業は昨年9月の中間決算で15億円の赤字を出しているので、募金を懐に入れたのではという社員までいるそうだ。この件で現代が吉本へ取材を申し込むと、その後に神戸市役所のほうへ吉本から「間もなく報告します」という連絡があったという。天下の吉本が募金をくすねたのではなどと疑われてはいかんがな。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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