長崎ストーカー殺人「千葉・習志野署」慰安旅行で被害届受理先延ばし

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「警察が事件の検証結果の説明に来たときは、慰安旅行の話は出なかった。他の事件の対応で人手が足りなかったという説明だったのに、慰安旅行に行っていたとは、あきれ果ててものが言えない。警察はダメ」

   遺族は憤慨していた。昨年12月(2011年)に長崎県で起きたストーカー殺人事件で、被害の相談を受けていた千葉県警習志野署の署員らが、被害届の「提出を1週間待ってほしい」と先延ばししたのは、北海道旅行を控えていたからだった。

警察官「いま手一杯だから1週間後にして」

   大竹真リポーターはこう伝える。

嗅覚鈍い
「長崎県西海市の山下誠さんが昨年12月6日、習志野署に3女の暴行事件について相談したのですが、刑事課は別事件の対応に忙しいことを理由に1週間待つようにと伝えていたました。でも、その2日後に事件を担当する生活安全課の課長や刑事課の担当者を含む10人余りが、署内のレクリエーションで北海道の函館市に2泊3日の旅行に行っていました。
そして、被害届が受理された10日後に、ストーカー被害を受けていた女性の母親と祖母の2人が殺害されました。その場で受理し、すぐに捜査に乗り出していれば、この事件は防げたかもしれません」

   司会の加藤浩次「被害相談を受けながら慰安旅行に行くとはどういう感覚をしているのだろう」

   コメンテーターの八代英輝(国際弁護士)は「警官が慰安旅行に出たことは悪いことだとは思わない。ただ、事件に対する切迫性、この事件はすぐに捜査しないといけないという嗅覚が鈍っていたのではないかと思う」と話す。

   大竹「警察庁は千葉、長崎などの警察本部が捜査の対応を検証した中で、なぜ千葉県警は旅行のことを検証の議題にも挙げなかったのか、報告がなかったのかを今後調べる方針です」

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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