清楚な女優の老後プラン「長屋作って独身おばあちゃんたちだけで住みたい」ホントかなあ

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   ある番組が始まって4年がたち、その間にディレクターには2人子供が生まれ、もう一人のディレクターも結婚12年目で待望の赤ちゃんを授かったという。デスクの女性もネットで知り合ったというイタリア人と結婚をした。あれ、完全に私、置いてかれてるわ…。同じ番組を担当して忙しさもたいして変わりはないのに、気がつけば私1人がポツンと独身・彼氏ナシのままでいる。

「仲の良い女友達とアホみたいにお酒を飲んで騒いでるのが一番ラク」

   30歳になれば、なんかフッキレた感じがする。29歳の頃、一つ年上の大学の同級生が言っていたが、やっぱり違うとも思う。32歳、33歳にもなれば、20代後半の時の焦りとは違う、もっと圧の強い見えない何かに押されているような脅迫感のようなものが強くなる。それは、独身の同年齢の女性は誰もが感じているんだろうか。

「仲の良い女友達とつるんでいるのが一番ラク。アホみたいにお酒を飲んで騒いで、あの瞬間があるから頑張れる。老後は彼女達と長屋でも作って、独身おばあちゃんたちだけで一緒に住めたらいいねなんて、話をしているんですよ」

   昨年夏(2011年)、ある女優さんと仕事をご一緒した時、彼女はポツリとこう言っていた。清楚なイメージで売りだしていた彼女も、30代になって仕事に悩んでいたのだろう。当時、タレント扱いで出演する機会が多く、肩書を女優と紹介すると「生意気なんじゃない」とうがった目で見られていたのも事実。所属事務所の方針もトーク番組に出演回数を増やし、タレント路線で確固たるものを作ろうとしていたのだろう。担当マネージャーも、「何でも話しますし、話させます」と乗り気だった。

   ところが今年に入り、彼女はあるドラマで重要な役を演じきった。ドラマ自体も好評で、まさしく彼女は「女優」と誰もが疑わないステータスを手に入れたのだ。仕事をご一緒させていただいておいて失礼だが、ドラマの中で生き生きと輝く彼女を見て、こんなにステキな女優さんだったんだぁと感心してしまうほどだった。

   今、彼女に仕事で会ったならば、もう一度聞いてみたい。「今でも女友達と老後は長屋住まいをしたいものですか」と。1人置いていかれている身としては、彼女のような心強い女性が多い方が気が楽だからだ。でも、もし彼女が現在恋愛をしていて、仕事と比例するように私生活も充実していたら…。そう考えるとやりきれなさが倍増してきてしまう。これも軽い妄想癖の副作用だろうか。余計なことばかり考えてしまって、結局いつもの堂々巡りで終わってしまいそうだ。

ある料理研究家は「女だらけの老後送るか、仕事休んで彼氏探すか」

   そんな女性はどうやら私1人ではないらしい。同年齢の料理研究家の女性に取材したところ、取材中にポツリとつぶやいていた。

「この年齢で夢中になって仕事していて、彼氏もいないと本当に老後やこれからの将来が不安。周りの男性も既婚者ばかりになってきているし。プライベートもないような仕事の仕方をしているから、男性と知り合うのも難しい。女だらけの老後を送るか、それとも仕事を一度休もうかとも思うことがあります」

   この状況を変えるのは彼女の言うように1度ライフステージを変える必要があるのかもしれない。でも、仕事は面白いし諦められない。取材が終わり、きっと5年後にもっと焦りを感じているのでしょうね、と2人して苦笑いをしてしまった。

モジョっこ

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