福島原発事故から2週間―情報なく危機感募らせるワイドショー

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   <1年前のワイドショー通信簿>東京電力・福島第1原子力発電所の事故から2週間がたった1年前、ワイドショーでも絶望的な状況が次々と明らかになった。「『炉心冠水』何が起きるか?前例なく予測不能」(フジテレビ系「とくダネ!」)、「福島限の発ある限り、東北復興も首都圏安心もほど遠い」(テレビ朝日系「スーパーモーニング」)、「『止められない注水』『広がる排水汚染』福島原発ついに袋小路」(日本テレビ系「スッキリ!!」)といった具合だった。

   とにかく、日本中が、いや世界中が福島で何が起こっているのかわからず、それでいながら政府は「大丈夫」となんの根拠もなく繰り返し、東京電力はひたすら情報隠しに奔走していた。あの時最も危なかったのは、福島原発もさることながら、政府や東電の無能と無責任だったのだ。

   ワイドショーは原発の状況も被ばく被害の実状もわからないから、楽観論と悲観論を並列的に並べて紹介するだけで手一杯だった。1年後に振り返ってみれば、あの時の悲観論が大方において当たっていた。(テレビウォッチ編集部

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