竹内結子「綺麗なだけの娘から成長」ストロベリー代表作になるぞ

印刷

「ストロベリーナイト ソウルケイジ 最終回」(フジテレビ)2012年3月20日21時~

   誉田哲也の原作があるだけにわりによく出来た刑事ものである。17歳の時にレイプされて精神的に1度死んだ姫川玲子(竹内結子)が、捜査班の1つの主任として謎解きに挑む。部下には物静かな菊田(西島秀俊)らがいて、他にいちいち「お嬢ちゃん」とからんでくるワルすれすれの刑事(武田鉄矢)や、姫川は情緒的過ぎると批判する日下刑事(遠藤憲一)、厭味ったらしく上から目線で女刑事をバカにする管理官(渡辺いっけい)ら周り中がパワハラ男だらけ。
   11回全部を視聴したが、今回のソウルケイジは複数回にまたがっていた上に、トリックも複雑で前の方の筋を忘れかけたほど。建築会社の保険金詐欺殺人と偽装失踪と父子愛と、物語も過激なら演出もハードボイルド、管理官は意味もなく(?)怒鳴りっぱなしだし、こんなに人間に幅がなくて、よく管理職まで出世できたナと突っ込みたくなるくらいだった。いずれも姫川の過酷な職場に耐えて頑張る白百合ぶりを強調したいがためだろうと目をつぶっておくが。
   竹内結子はなかなかいい。特に女子高の生徒が父親のカードを使って事件を起こした話(何回目かは忘れた)の時、少女を追いつめて落とすくだりの啖呵の切り方は爽快な名演技であった。NHKの甘っちょろい朝ドラで綺麗なだけの娘を演じていた頃から比べると、随分成長したものだ。評判がいいので続編の話も出ている。パートⅡが作られるとすれば、竹内の代表作になるかもしれない。

(黄蘭)

採点:1.5
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報PR
追悼
シニアの健康ライフ
Slownetからのおすすめ記事(提携)

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中