電車の中の自惚れ男子…鏡取り出しポーズ作って入念チェック

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   「美魔女」なる言葉を誕生させた雑誌が、新たに仕掛けているのが同じくアラフォーの男性をそそのかす言葉。「腹筋ING」というらしい。腹筋に進行形のINGをつけて、フッキングと読むんだそうだ。なんでも、震災以後いざというときに頼りになる筋力、体力が見直され、いまや腹筋が「男のアンチエイジングの象徴」なんだとか。はぁ、そうですか。タプタプ、デップリとなってきた夫の腹を見て、妻が雑誌で紹介されている商品を夫に押し付けることを想定しているんでしょうな。すでに企業とコラボをしているようだが、果たしてその結果はどうなるのか。

近ごろ還暦オヤジもやっている男性用化粧品や化粧家電

   男性化粧品や男性用化粧家電なども珍しくはなくなった。これも長年の宣伝効果が出てきたということだろうか。さすがにメイクは韓国の人気グループに譲るとして、一般男子でも化粧水や保湿クリームなどを使っている人は多い。還暦をとっくに過ぎた私の父も、風呂上がりに乾燥するからとパシャパシャと化粧水をつけ、そのうえからクリームを懸命に塗っていた。それにしても、化粧水をチャチャっとつけ、クリームをパパッと塗る女性が多い割に、男性の方が丁寧に扱っているよう気がしてならない。化粧品に対して、ありがたみというか、化粧水を使い始めて数年という新参者ゆえなのか…。

   ある日のこと、電車に乗っていると、それはそれは念入りに鏡を見つめる男子が1人。21か22歳ぐらいだろうか。かれこれ10分以上、さまざまなポーズをとりながら鏡を眺めている。その鏡がまた普通じゃない。2つ折りの手鏡なんだけど、鏡部分が三面鏡にできるタイプ。こんなの女子でもごく一部の人しか持ってないぞ!とツッコミを入れたくなるような立派な三面鏡だ。ひと昔前の盛り盛りなアゲハ嬢の間で流行っていたっけ。とどめに、降車する直前に車窓に映る自分をまたまたチェック。垂らした前髪の流し具合、角度を直して降りていった。ここまでくると、もうお見事!!車内中の視線を一身に集めた彼は、おそらくその場にいた全員がドン引きしているのを気づいているのかいないのか、意気揚々とホームへ降り立った。

「前髪流しヘア」米国ではヴァンパイアのようと笑いもの

   彼が最後に念を押すような確認していた前髪は、よくあるホスト系男子の髪型なのだが、これがアメリカのニュースサイトに「ファッションの失敗例」という記事で紹介されている。執筆しているのはアメリカ人ファッションジャーナリストで、彼女は「ヴァンパイアのようだ」とこき下ろしている。その他にやり玉に挙げているのが、英語が書かれたTシャツやカラコン、森ガールなどなど。

   腹筋を鍛え始めたらしいおっさんや鏡男子。日本の女の子たちが世界に通用する「カワイイ文化」を作り上げたけれど、男性たちの動きは世界的ブームになったりするんだろうか。どちらも度を超すと女性から総スカンをくらいそうだけど。

モジョっこ

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