懐かしCMでスタジオ陣笑顔 「あの頃の10円って、けっこう高いよね」

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   昔のテレビコマーシャルは、時代を思い出させる。どのCMを見たかが、年代を分けることにもなる。あした(2012年4月11日)発売になる「明治製菓CMコレクション」DVD(3枚組)は、チョコ、キャラメル、ガムから食品まで、なつかしいものがずらりと並ぶ。

   2011年発売された「CMコレクショ ン」の第2弾、「続篇」となっている。今回のメインは、「きのこの山」と「たけのこの里」、それと「イソジンうがい薬」。明治グループは作るものの幅が広い。

「きのこの山」のタヌキの「歴史」

   人気のチョコ菓子「きのこの山」は、1975年の発売。イメージはタヌキだが、当初はマンガではなかった。ハイキングなどの女性が「きのこの山」を食べていると、フッと消えてしまう。お地蔵様のうしろから尻尾が見える……という感じだった。

値段が年々

   翌年はこれが釣り鐘にばけるのだが、翌年はタヌキのアニメ版に。この間に値段が120円→130円→120円と変化している。そして翌79年、「きのこの山」の姉妹品として「たけのこの里」が出た。

   ここからデザインは、かつて「カールおじさん」をデザインしたひこねのりおさんになった。同じタヌキでも、ひこね版はやっぱり「それにつけても、おやつはカール」の匂いがある。「きのこの山」「たけのこの里」は150円に。

   タヌキの他にブタ、イノシシも登場していたが、このイノシシは、87年から1年間だけ発売された姉妹品「すぎのこ村」のキャラだった。すぎのこはいまでいうポッキーの原型だ。

アポロ月着陸とイソジンの関係

   「きのこの山」と「たけのこの里」では、何度か人気投票がおこなわれているが、いまのと ころ「たけのこの里」が勝っているそうだ。そこで「たけのこ」が自虐手のCMを 作ったことがある。ギターを抱えた「たけのこ」が、「あんた、きのこの何なのさ」とやった。

   「イソジンうがい薬」(83年) は、カバのキャラクターだ。うがい薬だから、ペリカン、ワニなど大きな口の動物をいろいろ考えた。なかでいちばんかわいらしかったのが、 カバだった。アニメーターは月岡貞夫さん。夕陽や富士山が、ガラガラ、ピューとうがいをする。90年からはこれが立体アニメになった。

   同じ年の発売に、チョコ「アポロ」がある。これは、月着陸をはたした「アポロ11号」の帰還カプセルのイメージだ。実は、この帰還カプセルの洗浄・殺菌に使われた薬品「ポピドンヨード」が、「イソジン」にも使われていた。

森圭介「時代の変遷も感じられる」
加藤浩次「面白いですね。値段が年々変わったりしてる」
テリー伊藤「あの頃の10円てのは、けっこう高いよね」

   みんななんとなく子どもに還ったような笑顔だった。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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