タケノコの「やる気アップ」効果 最適料理法は「筍ご飯」
2012.04.10 12:51
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レポーターの宮下純一が、突然頭を下げた「僕子供の頃から筍が大っ嫌いでした。でも今回の取材で変わりました。筍さんゴメンナサイ」
今が旬の筍。『美味しいけれど、アク抜きなど料理が大変』と敬遠されるこの具材。「新鮮さの見分け方や、アク抜きの裏ワザ、体にどういう効果があるのか」まで、にわかに筍ファンになった宮下が熱っぽく伝えた。
コツは「穂先が黄色の物」
京都の筍料理専門店4代目の小松弘一良さんは言う。
「筍は堀りたてと日数が経た物では美味さが全く違います。だから鮮度が勝負です」
そこで小松さんに、新鮮な筍選びのコツを教えてもらった。「まずは穂先が黄色の物、緑色はすでに竹になる状態です。もう一つ筍の底のイボイボが白っぽい物です。このイボイボは時間が経つと赤黒くなります」
面倒なアク抜きには生米を入れて茹でる方法を、料理研究家の竹内富貴子さんが伝授してくれた。
「筍500gなら生米が大サジ3杯。最初は強火で後は弱火で1時間~1時間半茹でます。肝心なのは火を止めてからも1時間程度放置することです。冷めている間もアク抜きが進みますので」