坂上忍ゴミ女も感涙の超潔癖症―2泊3日の同居暮らし顛末

＜ミズトアブラハイム（TBS系4月5日深夜0時15分）＞いまやテレビで見ない日がないというくらい引っ張りだこの有吉弘行が司会だが、ひっそりと放送されている深夜特番だ。「水と油」な2人をルームシェアさせたらどうなるかという実験的な企画で、部屋には監視カメラが設置され、彼らの共同生活を有吉と同じくMCの青木裕子（TBSアナウンサー）、澤口俊之（脳科学者・武蔵野学院大学教授）の3人で覗き見る。

毎日4時間掃除男と片付けできないギャル一緒に暮らしたら…

   1組目は「超潔癖男×片付けられないゴミ女」。超潔癖男にはなんと俳優の坂上忍（44）が登場。キレやすいキャラで知られる彼だが、私生活では毎日4時間かけて掃除を行うほどの潔癖症という。一方、片付けられないゴミ女はギャル雑誌で読者モデルをしているというみぽち（20）。ジャージ姿で髪はシルバー、目元を黒く縁取った濃いメイク、けだるい雰囲気で常にタメ口という正真正銘のギャルである。彼女は坂上忍が芸能人であることを知らなかったらしく、部屋に着いて早々、坂上を「おっさん！」と呼びつける。坂上がキレたら怖いと知っている視聴者としては、それを見ているだけでもうヒヤヒヤだ。

   番組が始まってわずか10分、さっそく山場はやってきた。坂上が外出したわずか数時間に、みぽちが持参した荷物で部屋中を散らかしたのだ。衣服などがそこら中に散らばっている部屋をひと目見た瞬間、彼女をにらみつけて「おい」とドスを利かす坂上。ついにキレたか！　しかし、相手は親子ほども歳の離れた小娘とあって、怒るよりも説教が始まる。最終的に「俺が風呂に入っている間に片付けて」と言い捨て、坂上は風呂場へ行ってしまう。

   みぽちは片付け始めるのかと見ていたが、そこはさすが真性のギャルだ。普段から悪ぶっているという意地があるのか、はたまた天然なのか、坂上の言いつけなどまったく無視で、メイクに没頭し始める。風呂から戻ってきた坂上は絶句。部屋に流れる重い空気…。「あぁ、やばいよ、これはやばい」とつぶやく有吉がまさに視聴者の気持ちを代弁してくれている。