中居くんケチャップまみれ!サヴァン症候群の難しい役挑戦に期待大

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ATARU(TBS系日曜よる9時)>中居正広が久しぶりの主演である。同じSMAPの草彅剛が「37歳で医者になった僕」(フジテレビ系火曜よる10時)で真面目な医者を演じているのに対し、こちらはサヴァン症候群という特異な役だ。はからずもフジ対TBSのSMAP対決となった形だが、19.9%という初回の視聴率(「家政婦のミタ」の初回19.5%を超えた)を見る限り、「ATARU」が優位に立っている。草彅くんが安定した「いい人」路線なのに対して、中居くんは新しい分野に挑戦しているので注目を浴びて当然だろう。2回目からが気になるところだ。

モーツァルトやエジソン、映画「レインマン」のダスティン・ホフマン

   サヴァン症候群というのは、医事監修をしている西脇俊二さんによると、「自閉症や知的障害のある方のうち、ある特定の分野に限って非常に優れた能力を持っている人」のことを言うそうだ。昔、ダスティン・ホフマンが演じた映画「レインマン」で知られるようになった。モーツァルトやエジソンもこのタイプだったのではないかと言われているらしい。

   それだけに、中居くんは難しい演技をしなければならない。だって、常人の想像力を文字どおり絶する人間を演じなければいけないのだから。表情も変わらず、人と視線を合わせず、自分の世界に閉じこもっている人。それでも感情はあることを示す一筋の涙…。

   ケチャップだらけになって事件現場に横たわる男・チョコザイ(中居正広)には悲しい過去があるようだ。多分、その特異な能力のゆえに親から引き離され、アメリカのFBIに送られたのだ。謎の過去を縦糸にしながら、毎回起こる事件を自分でもわけがわからないまま能力を発揮して解決に導く、という作りになっている。

タイトルの「ATARU」に込められた謎

   言語によるコミュニケーションができないチョコザイが、絶対音感で翻訳される声を出すことによって「はい」や「いいえ」を表す。この設定は、SMAPの中で歌がヘタなことでは定評(?)のある中居くんだけに、ユーモアなのかしら。このドラマをきっかけに、「あの人もサヴァン症候群」とか「サヴァンな人」的な言い方が横行する予感がする。だけど、医学的にサヴァン症候群といえるのは世界中で数十人程度しかいないという説がある。

   登場する刑事は沢(北村一輝)と蛯名(栗山千明)。明るくコミカルなコンビぶりは、これからもっと息が合っていくだろう。タイトルがなんで「ATARU」なのかはまだ謎めいているが、リアルタイムで見てクイズに応募するといろんなものがアタルらしい。でも、私はだいたい録画で見てるからダメだな。

(カモノ・ハシ)

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