中居正広「奇病主人公」FBIとのバトルで高視聴率長続きするか?

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「ATARU 第1回」(TBS)2012年4月15日21時~

   「ATARU(あたる)」は「当たる」とはギャグみたいだ。第1回の視聴率が19.9%(!)、長期低迷中のTBSとしてはバンザイものの数字である。「梅ちゃん先生」(NHK)に次いで週間第2位の高視聴率が春の珍事で終わらねばよいが。内容はどうなのか。
   チョコザイと意味不明な名前を名乗るアタル(中居正広)は、サヴァン症候群という奇病の持ち主だが、格別に鋭敏な感覚を持っていて犯罪捜査に威力を発揮する。化学工場の爆発で男性が事故死として片付けられたのを不満に思う巡査部長の蛯名舞子(栗山千明)は、チョコザイが呟く数字交じりのアルファベットからヒントを得て、爆発事故は巧妙に仕掛けられた殺人だったと突き止める。
   上司の警部補・沢俊一(北村一輝)ともども事件解決に奔走する舞子は、アタルがFBIのラリー井上(村上弘明)という謎の人物に操られていることも知らず、住まいまで提供するのが第1回のヘソ。中居は久しぶりで風変わりな主人公を演じるが、ケチャップまみれで床に転がっていたり、右手を痙攣させながらブツブツ呟いたり、およそアイドル集団の青年には似つかわしくない役である。
   SMAPも30代後半の限りなくオジサン世代に近い年頃になってきて、今さら初心な純愛ものもやれない。ストレートな警察ものや探偵ものでこけたら傷がつく。TBSも考えた。変化球で行こうと。やれやれ、荒唐無稽なFBIとのバトルなんかで長続きするのか?

(黄蘭)

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