批判するのも気の毒な「巨人体たらく」勝ち過ぎ心配してたのに…

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「プロ野球~神宮 ヤクルト×巨人」(フジテレビ)2012年4月22日19時~

   珍しくゴールデンアワーの地上波でプロ野球を中継したので見てみたら、「あ、これでは今日も巨人の負けだな」と感じてしまったのだ。ダッグアウトで原監督と齋藤コーチがてんでんばらばらにアサッテの方を向いて立っている。ときどき映る高橋由伸が、全体にどす黒く生気のない顔に、指名手配の犯人のごとき暗―い目で怒ったように突っ立っている。阿部慎之助はホームランを打ったのに、頬の筋肉が老人のように垂れさがっている。みんながバラバラで暗い。
   追加点が取れずに2対3で巨人の負け、これで借金が7になり、4月の負け越しが決定した。どうしちゃったの、原サン? 巨人が弱すぎるとプロ野球業界がへこむから、それは困るのだ。開幕以前、筆者は反対のことを考えていた。弱い弱いベイスターズからまで4番・村田修一をひっぺがして取ってきて、ピッチャーはソフトバンクのホールトンや杉内俊哉というエース級をさらって来て、スターだらけで勝ちまくれば、試合そのものも面白くなくなると危惧したのだ。勝ち過ぎてつまらないのではと思っていたが真反対だった。
   「フロントがアホやから」の江本孟紀が解説だったが、不発。批判するのも気の毒なのか奥歯に物が挟まったままである。数字だけ見れば2対3で緊迫したいい試合のようだが、実際は長野久義の3振が象徴するように貧打戦である。打者に覇気がなく自信なさそうで、戦う前から諦めているように見えた。中継したフジも気の毒に。

(黄蘭)

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