2018年 7月 20日 (金)

ダルビッシュあっぱれ!無死満塁も涼しい顔…黙って結果出す清しさ

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「アメリカ大リーグ ニューヨーク・ヤンキース×テキサス・レンジャーズ」(NHK BS1)2012年4月25日9時~

   よりによって日本人投手対決の一戦。まことに素晴らしい対戦だった。T.レンジャーズはダルビッシュ有投手でN.ヤンキースは黒田博樹投手、対戦結果は2対0でレンジャーズの完封勝ちではあったが、黒田もいい投球内容で引け目を感じることはなかった。大金で移籍したダルビッシュが、第1戦では、勝ったとはいえ4球が多く、他の試合も期待外れ、米国メディアでも批判がましい記述がでていた矢先、ホームでこれだけの投球内容ならばグーの音も出まい。
   特に圧巻だったのは3回の表である。8番に初ヒットを打たれ、9番は4球、続く1番の天才バッター、ハンサム男のジーターにはバントをさせたらセーフになり、ノーアウト満塁! 絶体絶命。ダル・ファンなら目をつぶるかテレビを消しそうな大大ピンチである。ところがダルの顔を注視していると格別唇が渇いているようでもない。2番は3振にとり、続くはクリーンナップ3番のA.ロッドで、「まあ、外野フライの1点ぐらいは仕方ないな」と見ていると、ゲッツーを打たせて零点にしたのだ。無死満塁は点が入らぬと言われるけれど、N.Yの強打者相手にこれは「あっぱれ」と言ってやりたい。
   期待を裏切り続ける松坂大輔に比べて、ダルはしっかりしている。初戦の不具合もマウンドの高さ硬さ、捕手との相性やコミュニケーション不足と、言い訳の材料はゴマンとあったろうが、黙って結果を出す。加えてあの長身に美形、人気が出ること請け合いである。

(黄蘭)

採点:1.5
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