2018年 7月 22日 (日)

相葉雅紀「気弱で鈍臭い刑事」適役と思ったが…面白いのは三毛猫マツコだけ

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「三毛猫ホームズの推理 第3回」(日本テレビ)2012年4月28日21時~

   言っちゃ悪いが「嵐」のメンバーの中で1番出遅れていて、イケメン度も低い相葉雅紀を何故か近頃、突然事務所が売り出しにかかった(?)。今度は連ドラの主演だ。相葉は美男子でもインテリ風でもないのでハンサムな探偵には向かない。だから、気が弱くてドンくさくて、兄貴にハッパばかりかけられている赤川次郎原作の三毛猫ホームズシリーズの、警視庁捜査1課刑事・片山義太郎役である。
   今回は人里離れた永江財閥の豪邸での殺人事件だ。義太郎は猫つき、兄(ヒロシ、藤木直人)つき、妹つきで乗り込むがさっぱり捜査は進まず、例によって猫の化身(マツコ・デラックス)に助けを求める。だが、三毛猫は義太郎の言葉にむくれてどこかに消えてしまう。マツコが三毛猫の毛と同じようなベージュ色の洋服を着て、いつも不機嫌に座っているのがおかしい。巨体がユーモラスだ。
   2年前にここの当主・英哉(榎木孝明)の婚約者が殺された事件を解明しろといわれたのに、さらに英哉本人までが殺されてしまう。よくある財閥の相続争い話であるが、シリアスな事件と、コミカルな義太郎やヒロシらとのやり取りが上手くかみ合っておらず、水と油状態。大時代な旧家の拷問器具などがでてきても怖くもないしサスペンスも盛り上がらない。バカっぽくて白けるだけである。
   へらへらと口元の締まらぬ相葉は、お世辞にも適役とは言えず、マンガにも徹しきれず中途半端なドラマで、マツコだけが面白い。

(黄蘭)

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