恐れ入ったタレント犬「死ぬシーン」1発OK!おばかアイドルより仕事できる

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   どんなに普段気取っている人でも、どんなに普段強面で近寄りがたい人でも、目じりを下げてニタ~っとしてしまうのが愛しいわが子、愛犬といる時だ。アレルギーにぜんそくもちという我が家では、子供の頃から飼ったペットといえば毛のない動物だけ。タレントさんがテレビ番組でデレデレしているのを見ると、気持ちが悪くてしょうがない。自分と犬とを親子と言い、犬に対しては「○○できるかな~」「オイチイでしゅね~」ともろに赤ちゃん言葉。もう、うんざりげんなり。

「ダウン」でコテッと倒れ、「ステイ」で微動だにせず

   同じようにテレビに出て来ても、まったく違うのがタレント犬。彼らは本当に素晴らしい。ワガママな人間のタレントやオバカなアイドルよりもよっぽど賢く礼儀正しい。

「賢くて、感動しちゃったよ」

   友人のヘアメイクさんは、ある映画の撮影現場で仕事のできるタレント犬に遭遇し、感動したらしい。しつけだけでなく、演技まで覚えさせられる彼らは、絶えず多くの人間に囲まれ人間慣れしている。そのため、人懐っこく、どの俳優さんと組んでも自然な演技ができるという。

   ところが、その現場でタレント犬に求められたのは「人になつかない犬」という設定。人を恐れ、名前を呼ばれても一向に振り向かずに無関心を装うというのが彼女の役どころである。この難役に挑んだのは、ジャック・ラッセル・テリアのねねちゃんだった。この犬種は映画「アーティスト」でもキーパーソンならぬキードッグとして大活躍した。気性はどちらかといえば激しく、そして繊細。好奇心旺盛で運動量も多く必要な犬である。訓練が難しく、プロに頼むことも多いのだと、実際に飼っている人が話していたことがある。

   さて、ねねちゃんはいかに――。役の名前で呼び掛けてみても、嬉しそうに俳優の方へ勢いよく走ってきてしまいNG。2回目はトレーナーがカメラの死角で、スキップをしたり行ったり来たりして、ねねちゃんの気をひく作戦に出てみた。ねねちゃんがトレーナーに集中している間に、俳優が声をかけることで成功!

   続いては、死んでしまうシーン。音声さんがNGを出さない程度の小声で、「ダウン」「ステイ」と呼び掛ける。すると、コテッと転がり、ステイと言われてからは微動だにしない。そうしてこちらのシーンもOK。ねねちゃんは現在4歳。人間に換算すると30代前半だそうだ。なかなかの演技女優です。

赤ちゃん言葉の飼い主は犬だってバカバカしい

   どうやったらこれほどしつけられるのだろう。気になった友人がトレーナーに聞いてみた。「子犬の時に背中からお尻をなでてしつけると主従関係が生まれる。前から来たものには対抗するが、後ろから攻められると犬は従うらしい」。そしてもうひとつは「バカみたいに褒めて、叱る時は人が変わったぐらいに怖くしないと効果がない。女性にはそれが苦手な人や褒める時と叱る時の変化が少ない人が多く、犬になめられるんだよ」

   たしかに、女性は犬をネコかわいがりをする人が多い。親ばかな飼い主をなめきっている犬が世の中にはごまんといる。いつまでたっても「○○でしゅね~」なんて言われていたら、犬だってバカバカしくなってくるらしい。

   飼い主と飼い犬は似てくるもの。公園に犬を散歩させるファッショナブルな人達が増えてきた今、いろいろと観察して見るのも面白い。

モジョっこ

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