2024年 4月 19日 (金)

空き家になった実家―管理委託や解体いくらかかる?

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   両親や親族が住まなくなった田舎の実家を処分したいという団塊世代が多いという。高橋さとみアナによると、「全国で空き家になった一戸建ては223万戸」もあり、これをどう管理管理するのか。売るか、貸すか、解体するのかと悩んでいるという。

   柳澤秀夫解説委員「僕は一人っ子だったし、両親は他界して実家は空き家ですが、仏壇も先祖の墓もあるし、実家をたたむつもりはないですね」

管理頼むと月3000~1万円

   横浜市在住の府金雅子さんの父・宏成さんは3年前に脳梗塞で倒れ、38年前に建てた秋田県の実家をそのままにして娘の住む横浜に移ってきた。雅子さんは空き家の実家のたたみ方に苦慮している。母・麗子さんは「お父さんの目の黒いうちは」と決断しかねている。

   千葉県の袴田精一さんは秋田県の空き家の管理を、地元の管理会社に月々3500円で依頼している。管理会社は月1回外回りからの点検を行う。郵便受けに詰まっているチラシを取り除き、窓やドアの施錠を確認して、庭の草取りを行う。家屋の傷や故障がないかも点検する。この日の点検で、雨どいの地上までの部分がなくなっていることがわかった。この外回り点検は、毎月報告書として送られてくる。料金は外回りのみで3000~5000円、カギを預けての室内管理なら5000~1万円が相場だという。

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