スカイツリー悪のりNHKもか!?江戸下町情緒ぶち壊したタレント騒音

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首都圏スペシャル 登れなくても楽しめる東京スカイツリー!」(NHK)2012年5月18日19時半~

   相当煩いことになると覚悟はしているが、NHKまでが、まるで民放のように「街歩き」と「クイズ」を混ぜたバラエティもどきをゴールデンアワーに放送するとは思わなかった。22日に開業の決まっている東京スカイツリー祭(?!)の足元をタレント軍団が姦しいお喋りと共に歩く。「みつけ隊」と「楽しみ隊」とかいう2つのグループが墨田区内の老舗を探し、名物自慢をするのだ。
   例えば、120円のコッペパンだけ作って売っている店、古いLPレコードばかり満載して売っている店、6,340円もする手造りの木の箸を売っている店、本物の野菜を使った江戸砂糖漬けを売っている店、エトセトラ、etc. 確かに「日本の職人ここにあり」的誇り高さは素晴らしいが、隊の連中の下品なファッションと知性のカケラも感じられない会話はただの騒音公害で、音を消したくなった。
   後半は、2つのグループが見つけた(というより、どうせ事前にスタッフが根回ししてある筈の)それぞれの看板娘を紹介する。一方は東京芸大美術出身の下平千夏さんというアーティスト。一方は塩澤カネさんという金飾り職人。金飾りがカネさんとはギャグみたいだが、この人は現役バリバリで、御年なんと93歳!!!
   語り手が「ちい散歩」の彼女そっくりの喋り方で、民放のマネばかりするな。筆者は江戸下町の職人ルポなら、商品だけでなく、もっと人間に向き合う正統派ルポルタージュを見たかったのだ。

(黄蘭)

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