2018年 7月 22日 (日)

スカイツリータウン大盛況!「狸の皮算用」だった地元商店街

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   東京スカイツリーを運営する東武鉄道調べによると、スカイツリータウンへの来場者は7日連続で1日20万人超を記録し、先週土曜日の26日(2012年5月)には100万人を突破して、29日までに160万人超になった。この人気沸騰を見越して東京・墨田区では年間約880億円の経済効果を見込んでいるが、いざフタを開けてみたら意外な事態が待っていた。

ゴミや放置自転車、騒音…もう迷惑なばっかり

   まずは見物客が落として行く周辺のゴミの多さに弱っている。毎日ゴミを拾っている区のシルバー人材センターは、「タバコの吸い殻、清涼飲料のペットボトルや缶など、開業前の2倍に増えた」という。放置自転車も頭痛のタネだ。区の担当者によると、周辺には東京ソラマチ駐輪場(2000台)と押上駅前自転車駐車場(2500台)ある。ところが、これら駐輪場に空きがあっても周辺の道には自転車が放置され、先週土・日曜日には歩きづらい状態になった。加えて、車で来て駐車しながら写真を撮る人たちや、未明まで大騒ぎする若者たちも出現している。

アイデア次第

   それでも地元商店街を訪れておカネを落としてくれれば文句はないだが、「客足は開業前より遠のいた」といったぼやきが聞こえてくる。川を挟んでスカイツリータウンの南にある「おしなり商店街」では「2割アップできれば十分と見ていたが、それは達成できている」(パン店の経営者)という店もあるが、「開業前の方がよかった」(写真店)というところも少なくない。

「さっぱりですね」と占い外れた占い師

   スカイツリータウンの東側にある「押上商店街」となると、こちらもさっぱり。開業当日にオープンした占いの女性は「かなり期待したが、こっちにはほとんど来ないですね」と外れた占いに苦笑い。墨田区はスカイツリーの一極集中を「スカイツリーのある街」という面に広げるため地域ブランドの推進に知恵を絞っていくという。

   女優の東ちづるがこんな助言をする。「私たちは、多少不便な路地裏でも見たいもの、食べたいもの、知りたいものがあれば行きますよ。その情報はファッション雑誌や情報誌にあり、ここへ行こうと盛り上がる。厳しいこと言うようですが、アイデアだと思いますよ」

   スカイツリーに合わせて下町を衣替えするのは時間がかかりそうだ。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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