オウム・菊地直子逮捕!懸賞金1000万円にアップから3か月―受取人だれ?

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   地下鉄サリン事件など一連のオウム真理教の事件で、特別手配されていた元信徒・菊地直子(40)がきのう3日(2012年6月)、神奈川県相模原市内で逮捕された。逃走してから17年。特別手配では昨年末に平田信(47)が出頭しており、残るは高橋克也(54)だけとなった。

同居男性(41)は犯人蔵匿容疑で逮捕「プロポーズしたが断られた」

   菊地の逮捕は市民からの通報がきっかけだった。きのう午前、警視庁を訪れた男性が「菊地直子に似た女性が相模原市緑区の住宅に男性と住んでいる」と告げた。捜査員が張り込んでいたところ、午後8時ころ帰ってきた女性に「菊地か」と問うと「はい」と答えたという。見かけは手配写真にくらべて痩せており、特徴は顔のホクロくらい。捜査員も「すれ違ってもわからない」というほどだった。任意同行を求め、生年月日、親の名前なども正しく答えた。最終的に指紋で確認し、殺人などの容疑で逮捕した。

紀藤:共犯関係の立証

   菊地は男性(41)と同居していたが、この男性もその後に警察に出頭した。7年前に横浜の勤め先で知り合い、6年前から同居している。プロポーズしたところ「菊地直子だから」と断られたという。警察は犯人蔵匿の容疑で男性を逮捕した。

   菊地は調べに対して、「サリン生成に関わったことは間違いない。しかし何を作ってるのか知らなかった」と話しているという。菊地はオウムの厚生省に所属し、サリン製造に関わったほか、公証人・仮谷清志さん監禁、新宿の青酸ガス散布未遂、都庁小包爆弾事件にも関与したとされている。

   菊地は大阪出身で、高校時代に陸上競技をやっていて、足の治療にオウムのヨガ道場に通ったことから入信。オウムでも陸上競技をやって、東京、大阪でマラソン大会に出場した際、「オウム真理教」のマークが入ったウエアで注目され、事件後は「走る爆弾娘」とも呼ばれた。教団への非難が高まった95年初めころ、「教団が毒ガス攻撃を受けている」とアピールする画像が残っていた。世間の目をそらすために教団が仕組んだシナリオを語っていた。紀藤正樹弁護士は「ちょうど警察庁がオウムへの捜査に踏み切る頃だった。菊地はサリンの製造には関わったが、研究室の助手みたいな、末端の役割だっただろう」という。

「コンビニ野菜売り場で同じ目をした女見た」と証言する近所男性

   司会のみのもんたは「17年ということは、17歳の人は知らない。オウムが何であるか、地下鉄サリン事件も。若い人に知らせないといけない」という。

   紀藤「全員がつかまらないと全容がわからない。共犯関係の立証もある。こうした過程を公開して知ってもらう必要があるでしょうね」

   先頃、NHKスペシャルは700本の証拠のテープなどをもとに、教組・麻原彰晃の主導だと断じていたが、首謀者の裁判は終わっており、末端の手配犯がぽつりぽつりと出てくるというのも奇妙な展開だ。関係者が全員逮捕されないと死刑の執行もできないともいわれる。今回の通報はその意味でも大きい。平田の出頭を受けて警察庁は2月、オウムの手配犯への懸賞金を500万円から1000万円にアップしていた。菊地が住んでいた住居周辺に、「コンビニで手配写真を見て、そのあと野菜売り場で同じ目をした女性(菊 地)を見て鳥肌が立った」と話す男性がいた。通報した男性だったのかどうか。1000万円の行方がちょっと気になる。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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