2019年 8月 18日 (日)

福島原発最高幹部が呆れた「うちの会社のバカ体質」潰してもらった方が…

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『給料アップ』『ボーナス』『天下り』地元の人たちに申し訳ない

   大飯原発の再稼働やむなしへの動きの中で原発事故の恐怖が忘れ去られようとしている。そうした空気を切り裂くように、「週刊朝日」で福島第一原発最高幹部がこう警告している。

「まだフクイチの事故が収束していないというのに、よく政府は『再稼働』などと口にできますね。(中略)野田(佳彦)総理は、『最終的には総理大臣である私の責任で判断する』と言っています。どう責任をとるのでしょうか。野田総理が神様のごとく原発事故を防げる、抑えられるなら、誰も苦労はしません。事故発生当時の菅(直人前首相)は、何の責任もとっていないじゃないですか。(中略)事故の現状についても、5月26日に4号機の様子がメディアに公開されましたが、あの映像から収束したとはとても思えないでしょう。あれでも用意周到に掃除して、周辺のガレキを片付けて公開しているのです。(中略)故郷に戻れない地元の人たちには、本当に申し訳なく思います。うちは税金を投入して何とか存続しているのに、『給料アップ』『ボーナス』『天下り』の話が出る。バカも休み休みにしてほしい。一度、潰してもらったほうが早く収束できるように思えてなりません」

   大飯原発再稼働に反対していた橋下徹大阪市長は、あっさりと前言を翻して敗北宣言してしまった。同じ朝日の「原発ムラの『国家的詐欺』を暴く!」の中で「大阪維新の会」の関係者はこう語っている。

「われわれにも正直、代表が脱原発をどう考えているかわからない。これから議会で審議する大阪市の予算案でも、実は太陽光発電の促進のための補助金を打ち切ろうとしています」

   6月7日の「asahi.com」によれば、「関西電力は7日、今月27日に開く定時株主総会の招集通知を発送した。筆頭株主の大阪市などが『脱原発』路線への転換を求める株主提案を出していたが、招集通知では、いずれも取締役会として反対すると明記した」そうである。

   関電からすれば、大阪市の市長ごときの戯言など聞けるかというのであろう。強きに弱いという橋下市長だが、さぁ、どうする?

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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