2018年 6月 23日 (土)

大詰め「与野党協議」落としどころ―会期延長で「民主党分裂なし法案成立」

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   消費増税関連法案をめぐる与野党の修正協議がいよいよ大詰めを迎えた。民主党のマニフェストの撤回を求める自民党と公約の旗を降ろしたくない民主党。期限とされるあす15日(2012年6月)までに合意は可能なのか。

野田首相 選挙マニフェストどぶ捨て

   消費税増税法案の採決を急ぐ野田佳彦首相は、看板政策の最低保障年金や後期高齢者医療制度廃止を棚上げし、1年かけて議論しょうということころまで譲歩を重ねた。総合こども園については断念する方針だ。民主党内にはこうした野田の姿勢に、「野田と自民党は裏で手を結んでいるのではないか」と疑心暗鬼が広がり、増税法案反対派からは「全部譲ってしまっては、民主党はどういう政党かということになる」と反発の声が出る。元代表の小沢一郎も「肝心要の年金制度も忘れられ捨て去られようとしている」と批判を強めている。

タイムリミット

   司会の羽鳥慎一「タイムリミットはあすともいわれていますが」

   タレントの松尾貴史「最後の最後まで踏ん張ったふりをしているだけではないか。他の問題でもそうだが、野田首相は始めに結論ありきで、そっちに向かって手段を選ばない印象がある。とにかく増税したいという意図しか伝わってこない」

   羽鳥「民主党は選挙で掲げた看板政策がなくなることになりますが」

   テレビ朝日デレィクターの玉川徹「そうなりますね。普通、約束を破られると、次は信用できない。マニフェストを撤回するなら次の選挙では信用されないという覚悟でやっていただきたい」

輿石幹事長が党内外最終調整

   テレビ朝日政治部記者の山下達也が民主党の党内事情について解説する。「首相周辺は小沢グループの反対は仕方ないとみている。問題は50人から100人前後といわれる中間派で、この人たちはマニフェストの撤回と、党が分裂して与党でなくなることを恐れている。執行部はこれに配慮して自民党案の丸呑みではないと主張している」

   鍵になるのは輿石東幹事長だという。「輿石さんは党を割らないというのが第一で、採決は先送りの意向なので、これから最終調整が行われますが、会期延長して成立をめざす方向でハンドリングしていくのではないか」と無難な観測でまとめた。

文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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