ローラは意外とハマる!天然ブリっ子演じ続ける痛々しさと微笑ましさに癒し

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   こてっ。のあとはブルっ。寝てしまった。あ~、今夜もヨッパライ。部屋着に着替えたまではよかったものの、こてっと横になったが最後、しばらく寝てしまったらしい。薄着のまま毛布もかけず床に寝てしまっているわけで、ブルっと寒くて目が覚める。おぉ、意外に体が冷えているぞ。お腹に手をやると内臓が冷え切ってしまっているのがよくわかるぐらい冷たい。いやはや人間の体って神秘だわ~なんて他人事みたいに妙に冷静になってしまったりもする。

万事にアグレッシブな先輩も「彼女、私と同じだ!」

   「いいねぇ、その生活。私もやってみたいわ~」と、結婚3年目の先輩は言う。いつまでたってもモジョのままで(あれっ、この言葉もう使わなくなりましたね。今年でいうと、映画宣伝の中だけで再び頑張ろうとしている干物女?)、もはや中身は立派なおっさんになってしまった私の日常生活に先輩は目を細めた。

   そう、自分の人生を変えたくてと豪語して結婚した先輩だ。月日が流れるのは早いもので、先輩が人生をシフトチェンジしてからもう3年が経っていた。久々にあった先輩は専業主婦になったらしいが、当時の面影そのままのアグレッシブな彼女だった。でも、話を聞いていると、家族の問題が諸々浮上し、さまざまな困難にたちむかった3年だったらしい。どうりで、アグレッシブに磨きがかかって、堂にいった雰囲気だったわけだ。

   自分の長兄の離婚、元妻の家から逃げるように転がり込んできた甥の面倒、義父の介護の末の死去、残された義母の世話…たった3年で自分を取り巻く環境は様変わりになったという。よく見れば、目じりのしわが妙に目立ち、実年齢より年上に見える。だからだろう。いつまでたってもフラフラとほろ酔い気分でウハウハしているような私に、どこか軽蔑しながらも、自身も同じように過ごした時期を懐かしがっているのかもしれない。

トーク中の「沈黙」に異常な恐怖心

   さて、そんな彼女が最近ハマっているのがタレントのローラだという。セレブ、ブリッ子を超越する強烈な個性で、今やテレビに欠かせない存在の彼女。大物芸能人と共演しても全く意に介さない姿はスタッフをハラハラドキドキさせるものだったけれど、今では彼女の天然ボケがないと、番組自体の面白みがなくなってしまうほどの影響力を持ち始めている。

   先輩は言う。「ローラを見ていると切なくなるの。会話の間を恐怖のように感じて、場の空気を悪くさせないために、とりあえずどうでもいいコメントやポージングをするのが、ほほえましくもあり痛々しい」

   誰もしゃべることがなくなって、フッと会話の中に沈黙が生じることがある。トークの転がし方ひとつでギャラがとんでもなく変わってくるのがテレビ番組だ。トークが途切れず沈黙が流れないようにとローラは天然ブリっ子を貫き、時折、意味不明なリアクションをしてくれている。先輩は彼女を見ていると、会話中に生まれる沈黙を恐れている自分に気が付いたとも言っていた。自分だけじゃないんだと勇気づけられたらしい。

   とかく浮き沈みが激しい芸能界。私のように「こてっ、ブルル」な毎日を武勇伝のように語っていたアラフォー女性芸人たちも、そろそろ食傷気味になるころ。ローラの不気味なまでの振る舞いが意外に人を癒しているようだ。

モジョっこ

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