「家族のうた」穴埋めに「早見さんと呼ばれてSP」突貫工事とはいえあまりの手抜き

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ドラマチックサンデー 早見さんと呼ばれる日スペシャル・後編(フジテレビ系6月17日よる9時)>オダギリジョー主演「家族のうた」の低視聴率打ち切りで空いた枠を埋めるために急きょ作られたスペシャルドラマで、前編後編の全2回だった。

   3月に終了したばかりの連続ドラマをスペシャルにするのはどうかなと思ったが、わりと抵抗なくドラマに入れた。10日放送の前編「恭一さんの元彼女」は、恭一(井ノ原快彦)の元カノ(内田有紀)が出現し、優梨子(松下奈緒)がヤキモキする話が中心だった。後編の「みんなへ」は父親(船越英一郎)が余命3か月の診断を受けたことから巻き起こる騒動話である。

「あと3か月」余命とプリンター故障聞き間違えてドタバタ

   お腹の調子が悪いと病院に行った父親が、「もってあと3か月だな」と医師が話しているのを偶然耳にしてしまい、それを家族に打ち明けた。診断結果を聞きに行き、実はただの便秘だったと言われ、「もって3か月」は医者がプリンターの話をしていたのを勘違いしただけだった。

   それを素直に家族に打ち明けていれば良かったが、家族が自分の最後の誕生日を祝おうと準備しているのを見て言えなくなってしまう。ところが診断書が見つかってしまい詰問され、謝るどころか居直ってしまったからもうタイヘン。ついには嫁の松下奈緒に「出て行って」と追い出される…などといった内容だ。

いっそ低視聴率ドラマの尻ぬぐい恒例企画にしたら…

   たかだか便秘ごときで診断書を発行してもらうかなどツッコミどころ満載なだけでなく、なにもかもがすぐ展開が読めてしまう典型的なベタドラマ。間違いだったと言ってしまえば3か月前に大団円だったはずが、昔の彼女を持ち出してきたり、父親を病気にしたりと、お話を無理やり引っ張っているのがありありだ。これがOKなら、いくらでも続篇が作れそうだ。「ドラマチックサンデー」のドラマ枠が続く限り、低視聴率打ち切り番組の尻拭いドラマ、抑えのエースとしての活躍が期待できる。

   ちなみに、視聴率は前編6.3%、後編7.8%。打ち切られた「家族のうた」の最終回が3.4%だったので、立派なダブルスコアだ。ビバ!突貫工事ドラマ!

(くろうさぎ)

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