生き残るのは岡田将生か剛力彩芽か―スマホに送られてくる「殺人日記」

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未来日記-Another :World-(フジテレビ系土曜よる11時10分)>新しくなったフジの土ドラ枠の第1弾で、「緊張感ノンストップのラブサスペンス」(番組公式サイト)というだけあって、もう頭グルグル、ついていけないよーと言いながら、展開が気になって見てしまった。

   ドラマでキーとなるのはスマートフォンである。無気力な毎日を送っている大学生・星野新太(岡田将生)が、ふと手に入った最新型のスマホに何気なく日記アプリをインストールしたところ、書いてもいない「日記」が次々と更新され、着信音とともに現れる。しかも、表示される時刻は未来だ。これから起こることが日記として書かれているということなのである。

   始めは他愛ない内容だったり、スピードくじが当たってホクホクしたりというものだったが、そのうち「星野新太死亡=DEAD END」などという文字が登場しはじめた。新太は日記に書かれていることが現実化しないよう、ノンストップで奔走することになる。

メール着信に戦々恐々…現実世界にもありそうな怖さ

   不可解なスマホを持っているのは7人で、それが互いに殺し合い、生き残った1人だけが思い通りの未来を手に入れることができる。誰が持っているか次第に分かってくるが、その過程が怖い。思いがけない人間がいつ自分を殺しにかかるかしれない。とくに新太につきまとう少女・由乃(剛力彩芽)は、剛力の持つ謎めいた可愛さがよけいに怖さをかき立てる。もっとも、前回で正体がわかったけど。また、これを仕掛けた「デウス」とは誰なのかという謎も、見る者を引っ張ってゆく。

   新太たちの暮らす世界は実は仮想空間で、現実には意識不明なのだということもわかってくる。いく通りもある仮想世界と現実、そして過去と現在を行き来するので、整理して追っていくのがたいへん。

   だが、片時もケータイを手放せず、メール着信に全神経をとがらせ、ケータイに支配されている姿は、街で見かける実際の人々と少しも変わらない。そういう皮肉も込められているのだとしたら、このドラマはけっこう深いのかもしれない。

(カモノ・ハシ)

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