<1年前のワイドショー>電力使用制限令の夏―余裕で節電クリアした東電エリア

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   ちょうど1年前の7月1日(2011年)から東京・東北電力エリアで37年ぶりの「電力使用制限令」がスタートした。エリア内の大企業は平日の午前9時から午後8時までの間、15%の節電を義務化するもので、故意に違反すれば1時間ごとに最高100万円の罰金が科せられるという厳しいものだった。

   朝のワイドショーも初めての経験にどんなことが起こるのかと戦々恐々で、停電も覚悟してさまざまな節電アイデアを競った。「蛍光灯間引き効果なし!間違いだらけのこんな節電」(テレビ朝日系「モーニングバード!」)、「家庭の節電アイデイア『エアコンつけっぱなしが電気食わない』」(日本テレビ系「スッキリ!!」)と、電力使用制限令の対象外だったが、家庭も節電をと呼び掛けた。

   こうしたことが奏功したのか、電力使用量は下がり、「猛暑日の電力ピークすでに30%節電達成―余裕十分ある」(TBS系「朝ズバッ!」)ということになった。今年、関西電力エリアは15%の節電でも大変なことになると大飯原発2基を再稼働するが、去年の関東エリアはそれをはるかに上回る節電をクリアし、東電の火力発電への切り替えもあって、「停電」「制限令違反」もなく夏を乗り切った。野田首相や関電は「原発を動かさないと国民生活が守れない」と強調し、大飯原発再稼働と引き替えに節電目標も下げたが、本当のところは、節電が広がると電力会社の売り上げが減って、「電力会社が困る」ということなのだろう。(テレビウォッチ編集部

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