「とくダネ!」原発推進?首相官邸前デモ小さく見せたいと腐心

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   福井県の大飯原発3号機が7月1日(2012年)午後9時に起動し、2日午前6時過ぎ核分裂が連続して起きる臨界に達した4日にも発電がスタートするという。「つぼダネ!」コーナーが再稼働を伝えた後に触れたのが、6月29日夕から首相官邸前で行われた「再稼働反対」「脱原発依存」の大規模デモだった。

参加者人数も警察発表の1万7000人だけ(主催者発表20万人)

   毎週金曜日の夕方に行われてきた「再稼働反対」の首相官邸前デモは、3月から始まり当初300人程度の参加者だった。しかし、週を追うごとに増え始め、野田内閣は大飯再稼働を決めた先々週の6月22日に一気に増えた。主催者側の発表では4万5000人になった。さらに29日には20万人超(警視庁発表は1万7000人)に達したという。

   ネットには主催者側がヘリコプターから撮影した映像も流れたが、1万7000人ではとてもきかない人の波が道路を埋め尽くし官邸を取り巻いていた。ところが、田中大貴アナが伝えた参加人数は「警察調べでは1万7000人です」とだけ。

   もともと、このデモについては新聞もテレビも取り上げてこなかった。さすがに無視できず、ようやく取り上げたのだが、警察情報だけというのはいかがなものか。あえて過小評価しているとしか見えない

「アラブの春」「NY金融街占拠」に続く「ツイッター拡大」

   デモ参加者の特徴は、新聞テレビなどの情報ではなく、ツイッターなどネットの呼びかけで参加した人が多いことだ。集まった人も勤めを終えた若者や子供連れの主婦などさまざまだった。ツイッターの呼びかけが大きな役割を果たした「アラブの春」や「米ニューヨークの金融街占拠」を連想させ、日本でも変化が起きはじめていることを感じさせる。

   変化を捉え伝えるのが報道機関の役目。警察情報だけというのは、官邸内にいて「大きな音だね」と呟いた野田首相の見て見ぬふりに相通じ、違和感を覚える。

文   モンブラン
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