じゃんけん連勝ロボット―目にもとまらぬ究極の後出し

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   グー、チョキ、パーのジャンケンで負けて悔しい思いをした経験は誰でもあるだろう。必ずジャンケンに勝てる方法があったらなあと思う人にも少なくないだろうが、動画サイトのYouTube(ユーチューブ)には、ジャンケン連戦連勝のジャンケン神が現れて、大きな話題となっている。ただし少々残念なことには、それはロボットであり、人間は常にそれに負けてしまうのである。

瞬時に人間の手見てグー、チョキ、パー

   話題のロボットは、東京大学の石川奥研究室が開発したという「Janken (rock-paper-scissors) Robot with 100% winning rate」(勝率100%のジャンケンロボット)。動画では人間の手と3本指のロボットが向き合って、ジャンケンをし続ける。じゃんけんぽん。何度やっても、ロボットの勝ちである。よく目を凝らして見ると、なにかがおかしいような気がしないでもない。

   研究室のサイトによると、このロボットは1ミリ秒毎に人間の出す手を見て取ってから、自分の手を出しているという。しかし人間の目はロボットほど精密ではないため、ロボットに後出しされても気づけないのだそうだ。

   動画を見ると、人間とロボットが同時に手を出し合っているように思えるが、動画の後半に出てくる超スローモーション映像で、たしかにロボットが後出ししていることが確認できる。目にもとまらぬ神業チートであった。

   このロボット、いったいどういう目的でつくられたのかも気になるところ。ロボットが人間の動きを敏捷に見て取って反応できるということで、人間の動作支援や人とロボットの協調作業などに役立つことが期待されるそうだ。

ボンド柳生

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