芦田愛菜つまらない…毎度の「健気過ぎる少女」仕掛け丸見えの絆ドラマ

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「ビューティフルレイン 第1回」(フジテレビ)2012年7月1日21時~

   「羹に懲りてなますを吹く」だな、これは。前期の「家族のうた」が余りの低視聴率で中途打ち切りになったので、今度は失敗できないとばかりカリスマ豊川悦司と人気絶頂子役・芦田愛菜を組み合わせ、お涙ちょうだいの難病もの、若年性アルツハイマー病を加え、他社に先駆けての早だし放映。タイトルの「ビューティフル・・・」は何処かで聞いたような言葉だし、仕掛け丸見え。案の定、初回はたったの12.9%の数字しか取れなかった。客に見透かされている。
   元は大手建設会社社員だったが、今は町工場の工員である木下圭介(豊川悦司)は、妻に先立たれ小2の美雨(芦田愛菜)と2人暮らし。近頃忘れっぽいと思ったら若年性アルツハイマー病と診断されて狼狽する。工場経営者一家の娘・西脇アカネ(中谷美紀)は結婚して家を出ているのに、ふらっと戻ってきて理由を言わない。ははん、今後、圭介と訳ありになるのか、あるいは、難病がどんどん進む圭介が家事が出来なくなって美雨の母親代わりになるのか、いずれにしても予想できまくりでつまらんこと夥しい。
   落ち目のフジの足を引っ張っている脚本(羽原大介)である。またまた家族の絆ドラマというのも既視感があってつまらないし、愛菜ちゃんを健気過ぎる少女に仕立てても受けると思えぬ。むしろ、あの芸達者には片親ゆえに僻みっぽくてワル寸前の強烈な女の子を演じさせた方が、インパクトが強くて受けたのではなかろうか。

(黄蘭)

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