2018年 7月 19日 (木)

首都圏に「経験したことのない大雨」!荒川氾濫して死者2000人

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   1時間に100ミリ前後の大雨が4時間以上も降り続き、気象庁は初めて「経験したことのない大雨」情報を出した。豪雨と洪水に見舞われている九州・阿蘇山麓を「とくダネ!」が取材した。

東シナ海の湿った雲が阿蘇山にぶつかり空前の豪雨

   南阿蘇村は雨がやんで8時間以上たつ12日(2012年7月)夕方になっても、黒川は真っ茶色の濁流が渦を巻きながら流れていた。山肌も大きく削られ、その土砂が民家を襲い、原形をとどめないほどに押しつぶされている。土砂で生き埋めになった27歳の男性は発見されたものの、すでに亡くなっていた。

   大雨による阿蘇山麓の土砂崩れで、南阿蘇村は死者1人、行方不明1人、阿蘇市は死者16人、行方不明6人、隣接する大分県竹田市は死者1人、行方不明1人、合計で死者18人、行方不明8人の犠牲者が出た。

   なぜこれほどの大雨に襲われたのか。気象予報士の天達武史によると、東シナ海から湿った雲がちょうど阿蘇山めがけて絶え間なくぶつかって上昇、上空で冷やされて「経験したことのない大雨」となったという。

3日間に550ミリの大雨で「荒川沿岸」51万世帯が浸水

   では、首都圏は大丈夫か。天達は「今回で…、ないとは言えなくなった」と予想し、その場合「一番心配なのは荒川」という。国土交通省は首都圏で3日間に550ミリの大雨が降ると、荒川が決壊し、30分から1時間で川沿いを中心に51万世帯が浸水して死者は2000人に及ぶと推定している。

   今回の熊本の大雨でわかったことは、1時間に100ミリ以上の大雨になると、外に出ても何も見えず、夜などは避難のしようがないということだ。水害日本。対策を先回りするように激しさを増してやってくる集中豪雨、運を天に任すほかないか。

文   モンブラン
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