2024年 3月 29日 (金)

月9ここまで落ちたか!小栗旬・石原さとみでツッコミどころ満載の今期ワーストドラマ

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リッチマン、プアウーマン(フジテレビ系月曜よる9時)> 7月スタートの月9ドラマ。「フォーブス」の世界億万長者番付にも掲載されるリッチなIT企業社長と就職先が決まらない東大理学部4年女子大生が繰り広げるシンデレラストーリーである。

   第1話「資産250億の男と就職難民女の最低最悪の出会い」を見終わって思ったのは、バブル時代のトレンディドラマに似ているなあということ。フジテレビのドラマがもっとも輝いていた頃の、あの感じ。日本中が浮かれていた時代を彷彿させ、なんとなく気恥ずかしい。最近勢いのないフジのドラマを活気づけるために、もっとも得意なジャンルで挑戦といったところか。

「これはないよな~」と呆れて見るには最高のシロモノ

   グーグルを模したようなオフィス、映画「プリティウーマン」を彷彿させる洋服選びのシーンなど、いかにもな描き方は賛否両論あると思われる。先の読めるベタな展開、リアリティのない脚本で早くも挫折しそうになる。そもそもこのタイトル、なんとかならないものか。「リッチマン、プアウーマン」って、他にいい案はなかったのだろうか。タイトルのセンスのなさがドラマの中身を表しているようで、いやな予感がする。

   第2話「動き始めた運命! 嘘つきは恋の始まり」では、IT企業社長の日向徹(小栗旬)が東大生澤木千尋(石原さとみ)を訪ねて大学に来るのだが、日向の姿を見つけた学生たちがワーワーキャーキャー、携帯で写メを撮ろうと日向を追い掛け回す場面があった。かりにも日本の最高学府である東大生がこんなにチャラいわけがない。服装も髪型もメイクもすべてがチャラくて、ひと目でフジが仕込んだガヤだというのがわかる。一時が万事こんな感じ。

   今期、1、2を争うツッコミどころ満載のドラマだ。「これはないよ~」などとつぶやきながら見るには最高の代物といえる。

(くろうさぎ)

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