武井咲「Wの悲劇」大コケで懲りた?今度は等身大の18歳洋菓子店員まずは無難

印刷

「息もできない夏 第1回、第2回」(フジテレビ)2012年7月17日21時~

   きちんとした家で育っていない女が10代で男と寝て妊娠し、親にも言えず出産した子を、無戸籍のまま放置する場合は確かにある。だが、このドラマの谷崎玲(武井咲)のように、夫はいないがまともに働き娘たちを愛情深く育てている母親・葉子(木村佳乃)に、こともあろうに18歳まで無戸籍のまま放置されることがあるか?
   玲は洋菓子店で勤務態度がいいので正社員に取り立てた上でパリにパティシエ修業に行かせてもらえることになり、その手続きのため住民票を取りに行って自分の無戸籍を知る。応対したのがこれまた過去に曰くのある元新聞記者の樹山龍一郎(江口洋介)である。転んで怪我した玲の救急搬送に同乗することになった樹山は玲の母親・葉子に「関わらないでくれ」と拒否されるが放っておけない。
   2回目には葉子がかつて結婚していて、DV男から逃げ、その後別の男の娘である玲を産んでも、追跡されるのが恐怖で届けなかったと明かされるが、どうやらバスの中から見た男(要潤)がDV男らしい? まあ波乱含みの出だしである。前クールの連ドラ「Wの悲劇」のような出来損ないの駄作に主演してミソつけた武井が、今度は等身大の18歳を演じるので様子見段階で可もなく不可もなし。
   アップルパイばかり買いに来る謎の紳士(北大路欣也)にしろ、父親ほどの歳の江口にしろ、作り手の、ガキドラマにだけはしないぞとの意気込みは感じる(演出・河野圭太)。まずはお手並み拝見。

(黄蘭)

採点:0.5
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報PR
追悼

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中