海老沼匡「判定逆転」ジュリーいいじゃないか!誤審よりドタバタ採点ずっとマシ

印刷

「ロンドンオリンピック 柔道」(NHK総合 NHKBS1) 2012年7月29日午後~

   柔道男子66キロ級、海老沼匡選手の準々決勝戦で、1度は判定で韓国の曺準好に3人の審判の青旗が揚がったが、ジュリーから異議が出て、最終的には判定がひっくり返り、白旗(海老沼)が勝ったという問題のシーンを見ていた。そもそも、素人の筆者が見ても明らかに海老沼が優勢だったのに、青旗が3本挙げられた時、「この審判たち、目がどこについてんだ」と怒り狂ったほどである。
   ジュリーの抗議は当然で、効果のポイントが取り消されはしたが、海老沼が押しに押していたのは明らかだった。テレビや翌日の新聞の論調では、体操男子でも点数が修正されたり、審判の権威がなくなるといって判定の変更が批判されている。いかにもな建前論であり、筆者の考えは彼らメディアとは異なっている。
   スポーツ競技における最も大切なことは正確な勝ち負けの判定である。負けた方が誤審で勝つなどということがあってはならない。審判団の未熟さで、採点競技がガタガタするのは致し方ないのだ。かつて、柔道で酷過ぎる誤審があった。抗議は受け入れられず、筆者は英会話ペラペラのコーチや監督陣の不在が如何に不利であるかを書いた記憶がある。交渉力の足りなさが問題なのである。年中紛争を抱えている地続きの欧州では、ちょっとした交通事故でも自説を曲げず徹底的に自己主張する。今回のジュリー制度は過渡期だが、正しい判定に導く道程であれば、誠にいい変更であると思う。

(黄蘭)

採点:1
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報PR
追悼
シニアの健康ライフ
Slownetからのおすすめ記事(提携)

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中