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オリンピック「判定抗議」にもカネ!体操は1回目300ドル、2回目500ドル…

   ニッポンが国際舞台に出ていくと、決まってどこぞの笛やら誤審、不可解判定などに泣かされると相場が決まっているのだが、今回のロンドン五輪ではどういうわけか、ニッポンに有利に働く判定が目につく。ニッポンが有利になるのは不可解判定などではありえないのである。

「抗議の乱発防ぐため。通ったら返金」

   体操の男子団体総合決勝では4位に終わったと思ったが、日本のコーチが審判に抗議したところ、判定が変わりめでたく銀メダルとなった。しかしその際に、コーチが審判にドル札を渡したとして、海外のネット上で買収疑惑が持ち上がったそうな。

   しかし、体操の国際大会では正式の抗議にもカネが要るというルールがあり、1回300ドル、2回目500ドル、3回目は1000ドルだそうだ。「ヘンなルールだね」と司会のみのもんたが言う。体操の専門家のコメントとして、「(抗議を)あれもこれも受けつけると試合の妨げになる。抗議が通った場合は返金される」などという説明がなされたが、みのは「それもヘンだよ」と納得していなかった。

   プレーのビデオ判定導入のパイオニアであるアメフトNFLでは、回数制限のために、タイムアウトの権利を賭けて判定にチャレンジするが、おそらくタイムアウトなどのない体操では、現ナマを賭けるシステムを採用しているようだ。少々、品がない気がしないでもないかもだ。