2024年 4月 20日 (土)

なでしこ初メダル!沢、大儀見、大野、宮間大泣き…北京五輪の悔しさから4年

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   この朝(2012年8月7日)の最大のニュースはやはりなでしこだ。強敵フランスを2-1で破って女子サッカーで初めて決勝に進出した。メダル獲得も参加4大会目で初。その色は金か銀か。9日にアメリカと対決する。

アメリカの個人技・スピード・パワー少ない失点で凌げば「金」

   フランスとの準決勝は日本時間の7日の午前1時からだった。「サッカーの聖地」といわれるウェンブリー競技場で行なわれたが、予想通りの激しい試合となった。フランスとは五輪前の親善試合で0-2と完敗している。これが生きたのかも知れない。

   前半32分、セットプレーから相手GKがこぼした球を大儀見優季が押し込んで先制した。後半4分には、これもセットプレーを阪口夢穂がきれいに頭で合わせて2点目をあげた。31分にくち1点を返され、その直後にPKをとられたが、相手のミスキックで救われた。最後は怒濤のようなフランスの攻めに防戦一方だったが、GKの福元美穂はじめ全員サッカーで逃げ切った。少ないチャンスを確実にものにしたなでしこらしい勝利だった。

   終了の笛と同時に大儀見に大野忍が飛びつき、宮間あや、沢穂稀が涙を流して喜んだ。4年前、北京五輪で3位決定戦に破れて悔しい思いをした面々だ。

   サッカー解説者の松木安太郎は「きびしいゲームだった。福元がよく守ったね。点を取る人のMVPというのはあるけど、個人的には福元さんにあげたい」という。ロンドンの吉野真治アナも「PKのシーンから座っていられなかった。会場も最後はフランスへの声援が大きくなった」という。

   マンチェスターで行なわれたアメリカ・カナダの一戦は、おそらく歴史に残る素晴らしい戦いだった。どちらも同じスタイルのチームで、個人技もスピード、パワーもある。カナダが先制してアメリカが追いつくという展開で、3-3のまま延長戦へ。その後半、アメリカが4点目を入れて決まった。決勝戦はそのアメリカが相手だ。松木は「ワンバックをはじめ相当いいから気をつけないといけない。ただ、日本の方がノッてる。日本は失点が少ない。ここがカギだ」という。

五輪会場ガラ空きの舞台裏ロンドンからレポート

   ところで「じっくりサーチ」コーナーの大西洋平が、「五輪会場のスタンド空席」問題を確かめにロンドンまで行っていた。チケットは飛び込みで買えるのかどうか、ホテルはあるのかどうか。なでしこのブラジル戦の日、水泳会場でもアーチェリー会場でもチケットは余っていたらしいのだが、公式ウエブサイトでイギリスかEU圏内居住者でないと買えないということになっている。サンアーのカーディフではどうか。買えるらしいというので直接乗込んでみると、試合開始の10分前にブースでちゃんと売っていた。20ポンド(3440円)だった。

   ホテルの方は6軒で満室だったが、7軒目でOK。ダブルの部屋で79ポンドと確かに高いし、「今夜だけ」といわれたが、何とかなった。この突撃旅行が航空運賃も含めて、21万440円 ナリだった。大西はあくまで「可能性があります」と、何とも無責任なリポート。こんなものに乗ってはいけない。それよりは渋谷あたりで騒いでいた方が安全だ。今夜は男子サッカーだ。これもメキシコ以来のメダルの可能性が高い。睡眠時間 を調整しよう。

文   ヤンヤン
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