卓球女子「銀」で福原愛「北京で負けた時の写真をケータイに入れてた」
2012.08.08 12:00
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卓球の日本女子が団体で銀メダルをとった。男女を通して初のメダルである。平野早矢香、福原愛、石川佳純の晴れやかな笑顔だった。きのう7日(2012年8月)の決勝では中国 に3-0で敗れた。福原はシングルスのチャンピオン李暁霞からワンゲームを、ダブルスでも平野・石川がワンゲーム奪う意地を見せたが、中国のカベの厚さをあらためて実感させられた。
母・千代さん「やっぱり格が違いますね、中国選手は」
東京のスタジオには、北京五輪で平野、福原とともに団体戦に出場した福岡春菜が出演した。北京では4位だった。「試合前から涙が止まらなくて」と笑ったが、まさにそこだろう。 「支援してくれた方々、先輩たちの思いがありますから」。表彰式を見守っていた福原選手の母・千代さんは「やっぱり格が違いますね、中国選手は」と話していた。
3選手がロンドンのスタジオにいた。表彰台で3人がバンザイしている写真が大きくでたら、愛ちゃんが「欲しい」。
前日、シンガポールとの準決勝を制してメダルを確実にした瞬間は、北京でメダルを逃した悔しさをバネにした4年間が凝縮されたシーンだった。宮島泰子アナが「あんなに涙ってでるものか」と聞いた。
福原「北京とは正反対の景色に、4年間の思いがこみ上げてきて…」
石川「うれしくてこんなに涙が出るなんて初めてだった」
福岡「今回は『勝つオーラ』があった。オリンピックに照準をあわせた調整、新技術をあの舞台でだせたのがすばらしい」
平野「4年間思い続けたメダルなので、ホントに幸せだなと」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト