期待外れ五輪閉会式…いよいよつまらなくしたNHKカメラの日本選手映像

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「ロンドンオリンピック 閉会式」(NHK総合)2012年8月13日4時30分~

   まことに期待外れの閉会式だった。アトラクションがだらだらと長過ぎる。ビッグベンをもじった時計などの仕掛けは豪華だったが、1980年代、90年代の軟派タレント在庫一掃セールのようで、かつてのアイドル5人組の太目になった女性たちや、白髪頭の男性コーラス、ドメスティックでだけ通用するかつてのスター歌手など、似たり寄ったりのバンドと歌、しかもダンサーが寄せ集めで揃っていない。ミュージカルのロンドンの矜持は何処へ行ったのだ。

   NHKにも文句を言いたい。例年指摘してきたが、閉会式の最中に自局のカメラで日本人選手ばかり映す。折角、ロゲ会長やコウ委員長が挨拶している時に、彼等を撮っている国際映像を流さずにどうでもいい日本人選手が旗を振ったりカメラで撮影したりしている姿を挟み込む。余計なお世話だ。確かに競技中はナショナリズムで結構だが、開会式や閉会式は地球人として国際映像を流すべきだ。
   英国のアトラクションよりも、間に挟み込まれた4年後のリオ・デ・ジャネイロのサンバダンスや本物の掃除夫のコミカルな演技の方がよほど飽きなかった。LEDを使ったマスゲームも洒落ていた。それに引き替えイギリス版は全体に演出もダサい。芸術的にアングロサクソン民族は劣るを証明したようなもの、かといってショービズの大国アメリカにはとても及ばない。マラソンでへんてこな街中コースを設定したのも凋落するかつての大国の観光誘致のためか。

(黄蘭)

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