2024年 4月 24日 (水)

<今週のワイドショー>日本周辺波高し!韓国・中国の挑発に「まともに相手してられない!」

   日本全国お盆休みの今週は、五輪メダリストをスタジオに呼んで、当たり障りにない質問で番組を埋めようとゆる~く考えていたワイドショーだったが、日本周辺がにわかに騒がしくなった。韓国の李明博大統領が天皇謝罪を求め、従軍慰安婦問題でも落とし前をつけろと演説したり、島根県竹島に不法上陸するリレー遠泳に韓流スターが参加したり、香港の団体が尖閣諸島に違法上陸して逮捕されたりと、オリンピックの友好気分を吹っ飛ばす出来事が相次いだ。

   「どうしちゃったの李明博大統領…今度は天皇謝罪要求!低支持率でヤケ?」(テレビ朝日系「モーニングバード!」)、「『竹島遠泳韓国芸能人』日本で稼いでる人稼げない人出温度差?」(フジテレビ系「とくダネ!」)、「尖閣不法上陸船で香港テレビ中継『巡視船ぶつかってきた。レンガ投げて応戦』」(「モーニングバード!」)、「尖閣諸島「不法上陸」14人逮捕!今度こそ裁判・有罪やれるのか」(「とくダネ!」)と、ワイドショーも藪から棒のような韓国・中国の言動に呆れるやら、怒るやらだった。

尖閣諸島「不法上陸」日本側はしたたかに対応

   尖閣諸島上陸の逮捕者は17日木曜に沖縄・那覇に連行され、関心はどのような処分になるのかに移ったが、起訴は見送り不法入国による強制送還という対応にワイドショーは「納得できない」と取り上げた。「尖閣諸島14人『不法入国』だけ!?レンガ投げて公務執行妨害のはず」(「とくダネ!」)、「尖閣諸島『不法上陸14人』送検せず強制送還―弱腰なのか?冷静な判断なのか?」(「朝ズバッ!」)と「弱腰外交」を非難した。

   そうした中で、「モーニングバード!」は別の見方を紹介した。「尖閣諸島あえて上陸させた「ソフト警備」まともに相手にするな!」(「モーニングバード!」)というのである。厳しい処分をするのもいいが、それでこじれる日中関係の落としどころを考えずに、ムードだけで強気に出るのは得策ではないというわけだ。たしかに、中国側も反日活動家たちを迷惑がっている現状では、日中関係をこじれさせるのは連中の思うつぼである。中国漁船の体当たり事件の時と比べると、ワイドショーも冷静な反応が目立った。(テレビウォッチ編集部)

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