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毛皮抗議の動物愛護団体をガガ一蹴!「暴力的で子供じみたキャンペーン」

   奇抜なファッションで常に話題を振りまくレディ・ガガだが、今度はファーコート姿が物議をかもしている。8月(2012年)初旬、蒸し暑いマンハッタンでキュートなピンクのフェイクファーコート姿がパパラッチされていたかと思ったら、先日はツアーで訪れていたブルガリアで、超ゴージャスな、いかにも本物っぽいエルメスのファーコート姿でファンの前に姿を見せた。

   その時にガガを見て「あれっ」と思ったファンは多かったようだ。ファー産業の動物に対する残虐さを批判し、「私は(リアル)ファーは着ない」と明言する毛皮反対派と見られていたからだ。

議論巻き起こすためにわざと挑発?

   有名な動物愛護団体PETAの副代表がさっそくガガに猛抗議した。「あなたは健忘症? スタイリストからフェイクだとでも言われたのか。それとも裏切り者になったのか。キム・カーダシアンのようにわれわれのターゲットになりたいか」。今年3月、PETAのメンバーがイベントの最中にタレントのキム・カーダシアンがファーを来ているのに抗議して小麦粉を投げつけた。

   ゴシップサイトTMZによると、PETA副代表の抗議に対し、ガガは毛皮がリアルなのかフェイクなのか明言は避けたものの、はっきり反PETAの意思表明。「あなたたちの命に対する哲学には共感するけれど、動物愛護の名目での暴力的で酷い子供じみたキャンペーンには賛成できません。小麦粉は無駄使いせず、飢えた子供たちへのパンを焼くために使ってください。それからキム・カーダシアンは最高よ」

   ガガにとってエルメスのファーコートを着たのも、論議を巻き起こすためのパフォーマンスの一環だったのかもしれない。

Noriko Fujimoto