染五郎「舞台転落」で大ケガ!上がっているはずのセリが下がってた

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   舞台の中央で華やかな衣装をまとい踊っていた歌舞伎俳優の市川染五郎(39)が突然消えた。演出かと一瞬観客たちは思ったが、違った。きのう27日(2012年8月)、東京都千代田区の国立劇場で起きたアクシデントだ。リポーターの武藤まき子が舞踊をやっている関係で、客席で事故の一部始終を目の当たりにした。

目撃した武藤まき子レポーター「演出かと思ったら、救急車呼ぶ声が…」

   この日の公演は日本舞踊松本流の舞踊会の初日で、染五郎が自分の39年の半生を踊りで表現するという斬新な舞台だった。この日が初舞台の長女(5)との初共演でもあり、父の松本幸四郎も特別出演するというサプライズもあって、満員の会場は沸いていた。

昔は八代英太さん

   事故は幕が開いて約30分後に起こった。染五郎が舞台中央から客席に向いたまま後ろに下がっていて、約3メートル下の奈落に転落した。観客席に「緞帳、緞帳、緞帳をお願いします」という声が流れ、「救急車です、救急車です」とい叫びも聞こえた。10分ほどして「都合により本日の公演を中止とさせていただきます」とアナウンスがあった。染五郎は酸素マスクをして担架で運ばれ救急車で病院に搬送された。

   武藤によると「見ていて、なんで後ろのセリが開いているのだろうと思っていた。はっと息をした時に姿が見えなくなった。あらっと思って、これも演出なのかと思いましたが、舞台監督の方が出てきて、奈落をのぞいてバツ印を出しました」

宝塚でも多い事故。万一に備えて奈落にマット

   アナウンサーの田中大貴が図面を見ながら説明する。舞台の奥にセリという部分があり、これが上下に動く。そのセリが下に下がって舞台に穴が開いた状態になっていて、染五郎は後ろへジャンプするように落ちた。セリは本来上がっているのものだが、演出上、下げていたのか、あるいは誤作動したのかどうか分からないという。

   舞台経験のあるタレントの中川翔子が、「奈落は怖いです。本番中は周りが暗いからどうなっているか見えない。奈落の担当者の方を信じるしかないです」と話す。

   芸能デスクの前田忠明「舞台での転落事故は昔は八代英太さん。宝塚も多いです。万一のことを考えて奈落にはマットを敷いておくのですが、今回はどうだったのか」

   染五郎のけがは右側頭部と右半身の打撲。公演は延期で、9月からの活動も休演する。一時パニック状態になった幸四郎は「思ったほど怪我は重くなく、ほっとしています」とコメントを出した。

文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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