「尖閣諸島」購入で突然登場した山東昭子議員!地権者と東京都の仲介役?

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   なんか妙な展開だ。きのう5日(2012年9月)の朝日新聞が、「尖閣、国が購入20億5000万円」と報じた。「東京都に売る」といっていた持ち主が態度を変えたらしい。しかし、親族は「数時間でひっくり返った」といい、「まだ迷っている」という話も出た。

石原都知事の筋書き「都が取得して船溜まり・灯台造って国に売却」

   尖閣諸島のうち、魚釣島、北小島、南小島の3島は埼玉県に住む個人の所有になっている。これを東京都の石原知事が「都が買う」といい出したのがことの発端だ。これをきっかけに、都には購入費用への寄付が15億円も集まり、香港の活動家が上陸、都が調査、北京では日本大使の公用車の日の丸が奪われ、デモが広がる…。

   石原知事の筋書きは、都が買って船溜まりや灯台などを造ってのち、国に譲り渡すというものだったが、国はどうやらこれを抑え込もうということらしい。国が取得すれば、所有権の移転だけで島には何も造らない。その方が中国への刺激は小さくなる。

   石原知事はきのう朝、自宅前で「地権者から連絡がない」と不快感を隠さなかったが、車が走り出したところへ電話があったと、わざわざ車を降りてきた。「いま情報が入りました。山東昭子さん(参院議員)からで、地権者は合意なんかしていないと」と笑顔になった。

   その後、山東議員も会見で「まだ迷っているという話だった。前からタイミングが大事だといっていた」と話した。タイミングとは何のことだ?なんで山東さんが出てくるの? 地権者はなぜ顔を出さないの?

べらぼうに高い購入価格20億5000万円!通常の5倍~8倍

   「地権者は国と大筋合意」という報道は正しかったようだ。中国外務省報道官はさっそく「いったい日本は日中関係をどこへ導こうとしているのか」と抗議した。まあ、それはそれ。むしろ、関心は20億5000万円という金額である。前例がないことだから、高いんだか安いんだかの判断がつかない。通常、国が借りている土地を取得する場合、賃料の10~15年分というらしいが、その計算だと、これは83年分とべらぼうに高い。

   松尾貴史(タレント)「金額がどこから出てきたのかというのがひとつ。中国は怒っているが、内心ホッとしているかもしれない。石原さんがいろいろ造るとやっかいなことになる」

   テレビ朝日の玉川徹ディレクターは「灯台を造りたいという人たちは、どこまで行く気なのか。それで中国が引くと思ってるのか。いま実行支配をして有利なのに、自衛隊の血が流れるようなことになってもらいたくない」

   その通りだが、顔の見えない地権者といい、この話につきまとう「うさん臭さ」は何とかならないか。

文   ヤンヤン
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