笑う門には「人」来る!賛同者が次々集まってきて夢実現したある退職女性

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   ここのところ、打ち合わせや収録を終えた後、なんだか心がフワっとやわらかくなる。それも1度や2度ではない。仕事の内容はいつもと変わらないし、打ち合わせ内容や長時間に及ぶ収録はけっこうハードだ。頭も体も疲れているんだけれど、心だけはウキウキしていて気持ちがいい。だるくてしょうがない帰り道も、鼻歌なんかうたっていたりする。よっしゃ!ここらでひと肌脱ぎますか!と活力までムクムク湧き上がってきちゃう始末なのである。

笑顔の人の話にいつの間にか引き込まれてしまった周囲

   なんでかなぁと原因を自分なりに探そうと、仕事を振り返ってみた。思い当ったのは、打ち合わせ中にもよく笑ったり、収録中にもステキな笑顔で元気をもらっていたということだった。それぞれ全く違う現場なんだけど、笑顔を絶やさない人が必ずいた。難しい局面になっても、最後はにっこり笑顔とともに「なんとか頑張りましょう」と言ってくれる。しんどい状況でも笑顔でこなし、時におどけて周囲を和ませてくれる。難しい顔を突き合わせている打ち合わせでも、気負わずにふっと笑顔をふりまく。キラキラと目の奥まで輝かせながら、笑顔で自分の思いを語る。

   人間は気難しい顔をしている人よりも、笑顔の人のほうに目がいくようにできているのかもしれない。笑顔の人の話には、ついついこちらも引き込まれてしまう。そして一緒にいたいと思う。難しい顔をしていたら、話は余計に難しくなり、同じ内容でも笑顔で話されると、難題もクリアできてしまう気がする。

   この思い込みにも似た気持ちは、結構重要なんじゃないかしらん。笑顔が気持ちをリラックスさせて、他人にやる気を与えてくれる。笑う門には福来ると言うけれど、笑っている人のところには福をもってきてくれる人が集まるのかもしれない。

あれよあれよと国もからみ海外イベントも実現

   その極めつけのような女性に先日会った。笑顔のおかげで本人の夢が想像を越えるほど大きく膨らみ、かつ実現させた人物だ。自分がかなえたい夢を実現するためには、どうしても人の力が必要になってくる。けれど、思いをありったけ伝えても、人の心を動かすことは難しい。熱く語れば語るほど相手の心が離れていってしまうこともしばしば。そんな時に、笑顔や可愛げがある人のところに、福が集まってくるんじゃないだろうか。

   それは本人のささやかな夢から始まった。自分が定年したら、趣味の世界を広げるために叶えたいことを常々口にしていたそうだ。何を寝ぼけているのかと耳を疑いたくなるような夢ではあった。それに退職金だけでは難しい。ところが、彼女はその夢を数年後に実現させた。笑顔で夢を語る彼女に次第に賛同する人が増えていったのだ。

   安く土地を提供しよう。いい建築家を紹介しよう。イベントを開催して著名な文化人を呼ぼう。資金面を工面するために税理士の友人を紹介する。下心もなく卑屈でない彼女に対して、あれよあれよと人が人を連れて来て、いつのまにか大きな一大プロジェクトになっていった。

   気がつけばたった1人のささやかな夢は、携わる多くの人それぞれの夢となって歩き始めていた。そしてついに国をもまきこんだプロジェクトとなり、海外でイベント開催することが決定したという。その話を彼女は笑顔で語ってくれたのだ。

   笑顔は物事を成功させるために絶対不可欠なものではない。でも、ふっと人が笑うと、少し背中を後押ししてくれる、少し夢を近づけてくれるものなのかもしれない。何事にも気付いた時からがスタート。これからは笑顔、笑顔でいることにしよう。遅すぎることなんてないはずだ。

モジョっこ

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