2024年 3月 29日 (金)

「叱りの達人」「ほめる達人」こうやれば部下はやる気満々!ホントかなあ

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   部下をどう叱ったらいいか、ほめたらいいか、悩む管理職が増えているという。下手に叱って、パワハラで訴えられたり、辞めたり、うつ病になった りすれば、責任を問われるのが心配だ。といって、業績はあげないといけない。なんと自信のない姿……。

どこも大盛況「しかり方・ほめ方講習会」

   岡山の人材派遣会社の営業所長には3人の部下がいるが、その1人の業績があがらない。聞けば、先方の担当者と連絡も取れていないという。ここは 「叱りどころ」だったが、できなかった。「関係が悪くなったら、嫌われたらと。自分に自信がないんでしょうね」という。

   この会社が開いた研修会は「叱りの達人」といわれる河村晴美さんが講師だった。年間200回も研修をしている。いつも会議に遅刻する部下という設定で、件の営業所長が面接をした。「じゃあ、次には遅れないように」と終わったが、河村さんは「では次にといったことで、部下を手放した。遅れない方法を考えさせないといけない」

   叱るのがダメなら、ほめるのはどうか。大阪で開かれた「ほめる達人」西村貴好さんの講習会は、企業の管理職でいっぱいだった。受講者は年間1万人にもなるという。

   なかに三重の自動車教習所で自動二輪の教官をしている課長がいた。2年続けて部下が辞めていた。その1人が最後に「叱られてばかりで、泣いて帰っていたことを知ってましたか」と話したのがこたえた。

   講習では、「思いつく限りのほめ言葉を並べて」とか、実際の「ほめる訓練」とかを行なう。終わっての決意表明で課長は、「部下が『仕事ができて嬉しいです』というのが支え。部下に感謝しながら仕事をしたい」と語った。「ほめる所を発見できないのは自分のせいですね」ともいう。

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