孫正義あからさまなヨイショ!なんでもないエピソードかき集めて「偉人伝」こじつけ過ぎ

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「カスペ! 年齢くらべるバラエティ 何歳の!?偉人伝」(フジテレビ)2012年9月11日19時~

   偉人たちが何歳の時にどんな偉業を成し遂げたのか。そんなことを面白く見せてくれる番組かと思ったら、とんでもなかった。偉業ではなく、むしろ教科書には載らないようなマイナス部分を強調し、偉人もしょせん人の子と笑い者にするような後味の悪い番組だった。
   3つの年齢で切り取ればその偉人の人生がわかる、とかなんとか言っているが、全員同じ年齢を切り取るわけではなく、エピソードの面白い年齢を適当に集めたのも釈然としない。一例をあげると、徳川家康「61歳 子供をつくる」「62歳 子供をつくる」「66歳 子供をつくる」、石川啄木「19歳 自分の結婚式に行く汽車賃を借金」「21歳 就職するもケンカして辞める」「23歳 遊郭にはまり借金まみれ」、伊藤博文「27歳 ほうきと呼ばれる」「46歳 人妻に手を出しスキャンダル」「46歳 明治天皇からお叱りを受ける」というような感じ。
   しかもそこになぜか「9歳 父親の喫茶店が大繁盛」「36歳 社員にパソコンを無料で配る」「45歳 モデムを無料で配る」とソフトバンク社長孫正義を偉人として取り上げ、わずか9歳でコーヒー無料券を配ることを父にアドバイスし、そのアイディアが当たったなどとあからさまにヨイショしているふう。孫正義を入れるなら、松下幸之助も本田宗一郎も入れなきゃウソだろう。偉人の基準が微妙なら、番組そのものも微妙。

(白蘭)

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