「世界最悪の珍妙キリスト修復画」見物人殺到で教会と絵描きばあちゃん入場料争い

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   修復画の著作権は誰のものなのか。世界最悪の修復画として一躍名を馳せたあの絵に、著作権騒動が持ち上がったという。スペインの小さな町の教会の壁に描かれたというイエス・キリストの絵は、1900年代はじめの作品で、すっかり傷んでいたのを、絵を趣味とする地元のセシリア・ヒメネスさん82歳が修復した。

「入場見物料の一部を私にもちょうだい」

   ところが、彼女の修復のできがあまりに酷く、まるで別の絵のようだ、いやおもしろいというので、逆に人気となったのはご存知のとおり。この迷画を一目見ようと、5000人が町にやって来たという。教会は入場料を取るようになり、数日間で数十万円を稼いだという。これに納得いかないのがヒメネスさんだ。自分の著作権に基づいて入場料の一部の支払などを求め、訴訟も辞さない構えだそうな。

   で、修復画の著作権はどうなってるのか。「朝ズバッ!」が専門家に聞いたところ、絵画修復家の加賀優記子さんは「修復したものに関して著作権は発生しない」と言う。だが、著作権問題に詳しいという遠藤誠弁護士は「二次著作物で著作権がある」との見解だ。もともとの作者の著作権は切れていて、現在は公共物であると同時に、セシリアさんにも権利があるそうだ。

文   ボンド柳生
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